雑木林で見つけたもの [季節]
先日雑木林を歩いたが、見つかった虫はササキリとアオマツムシのみ。
その代わりと言っては何だが足元に大きな株の「カントウカンアオイ」を見つけた。
葉をめくってみると独特な形の花がたくさん咲いていた。
カンアオイはフタバアオイに葉が似ているが花が冬に咲くのでカンアオイ。
といってもフタバアオイというのを見たことがない。
強いて挙げれば、あの黄門様の印籠に書かれているものくらいか。
初めて見たススキ野原の傍らに咲いていたのがこの「ベニバナボロギク」。
これはアフリカ原産の帰化植物で、昭和になって入ってきた比較的新しい種のようだ。
下向きに咲く赤い花は可愛らしいが、ボロギクという名前はちょっと可哀そうと思うのだが・・・・・。
最後は林縁で見つけた「ガマズミ」の艶のある赤い実。
小粒ながらも輝く赤い実がたわわに実っているのはとても目を引きいいアクセントになっている。
2011年11月24日 埼玉県
ウマノスズクサ目 ウマノスズクサ科 カントウカンアオイ
キク目 キク科 ベニバナボロギク
マツムシソウ目 スイカズラ科 ガマズミ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX