どちらもそれでいいの? オオカマキリ [その他の虫]
十五夜も終わりいよいよ秋と思いきやまだ残暑が続いている。
来週からは涼しくなるとの予報。そう願いたい。
丘陵では、ススキやエノコログサなどすっかり秋景色。
草はらのあちこちでカマキリの姿が目に付く。
今年初めて見る「コカマキリ」。
足元の草はらに飛んできて見事に着地し葉の裏に隠れた。
鎌の裏側の紫いろの斑が目印。
草の陰から「オオカマキリ」がこちらを見ていた。
よく見ると下にも顔が二つ、心霊写真か?何?
横に回ってみると、何とメスのカマキリにオス2頭が掴まっていたのだった。
ほぼ同じ大きさのオスが同じ位置にいるのが面白く滑稽だ。
オスたちは何故このメスをめぐって争わないのだろうか?
また、メスは2頭を背中にのっけて気にならないのだろうか?
今まで何度もカマキリを見ているが、こんな面白い光景は初めてだ。
メスは産卵間近なるとオスを食べてしまう事があるが、このオスたちもメスの餌食になってしまうのかもしれない。
2011年9月15日 東京都
蟷螂目 カマキリ科 コカマキリ、オオカマキリ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
おもちゃか?フィギアか? [チョウ・ガ]
偶然、植物調査に参加させていただいて、蕾・花・実の植物を探していると、ムラサキシキブだったかの茎に何やら色鮮やかな芋虫が!
今までに見た事がない姿と色だが、ピンときた。
これがきっとシンジュサンの幼虫。
帰って調べるとやはりそうだった。
たまに見られると聞いていたが、数年間通って初めての遭遇だった。
形はよくある芋虫だが、この色が素晴らしい!
い
特に突起の水色は、今まで見た虫の中には見当たらない美しい色だ。
この突起と色は、いったい何の役目があるのだろうか?
動かなければまるでフィギアのよう。
ヤママユガの仲間、成虫は地味な茶系統の色合いでとてもこの色からは想像できない。
成虫もまだ見た事がないので是非とも来年こそはお目にかかりたいと思うのだが・・・・。
2011年9月12日 東京都
鱗翅目 ヤママユガ科 シンジュサン CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
草はらは大賑わい [バッタ]
ほとんどがバッタたち。
「ショウリョウバッタ」もすっかり大きくなりオスは高い飛翔力でキチキチと遠くへ。
メスは大きな体のせいでドスンって感じで跳ねる。
体の色は緑や褐色と個体差があるが、この褐色タイプのシックなデザインがお気に入り。
ショウリョウバッタのオスの飛翔力をはるかに超えて遠くへ飛んで行くのは「トノサマバッタ」。
さすが殿様!
低い草に着地すれば、なかなか探すのに手間がかかるがこんなところに降りてくれればありがたい。
ススキの葉にとまっているのは「イボバッタ」。
何とも可愛そうな名前だが、触ってイボが出来るわけではなく体がイボイボなのでこんな名前を付けられたのだろう。
普段は地面にいるのだが、驚いて飛んだのだろうか?
草の上にいるのは珍しい。
ススキといえばやはりこちら!
すでに卵を産んでその傍で見守っている?「トリノフンダマシ」。
はてさて?このメスはいったいいくつの卵嚢を産むのだろうか?
楽しみに見守っていきたい。
2011年8月29日 埼玉県
直翅目 バッタ科 ショウリョウバッタ
トノサマバッタ
イボバッタ
真正クモ目 ナゲナワグモ科 トリノフンダマシ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
雨宿りのクマバチ [ハチ・ハエ・アリ]
今日は休みだったがつい2度寝をしてしまった。
朝起きて青空を見て、もう少しと気付けばもうとっくに昼を過ぎていた。
起きた時にはもう青空はなく今にも降り出しそうなグレーの空が広がっていた。
しまったと思ったのも後の祭り、飛び起きてとある谷戸にクルマバッタを見に行った。
例年出現を確認しているのだが、今日は見る事が出来なかった。
探して歩いていると思った通り雨が降って来た。
雨を気にしながらも「ナンバンギセル」が咲いていると聞いていたので、その場所を見ると昨年よりたくさんの株が花を付けていた。
その脇では「オオカマキリ」の成虫がこちらを見上げていた。
少し雑木林で雨宿りをしながら戻る途中、ヨモギの茎に黒いものが目に付いた。
枯れた葉かなと思ったが、よく見るとクマバチだった。
雨宿りにしては頼りない葉の下でじっとしていた。
顔を覗き込むと、三角の白い模様が。
この模様があるのはオスだ。
オスなら毒針はないのでちょっと触ってみようかとも思ったが、わかっていてもちょっと・・・・。
2011年9月6日 東京都
ゴマノハグサ目ハマウツボ科 ナンバンギセル
蟷螂目 カマキリ科 オオカマキリ
膜翅目 ミツバチ科 クマバチ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX
ツインストロボ ダブルライトアーム [カメラ]
レンズに取付リングでストロボを装着するので自由度がきかず、しょうがなしに一方をリングから外して手で持って片手でカメラを支えてシャッターを切るなどと使いにくかった。
そこで何かいいものがないか探していて、プロ機材ドットコムから発売されたダブルライトアームというのを買ってみた。
これがなかなかのもので、アームの長さが33cmありくねくね曲がるので自由な位置でのライティングが可能だ。
またストロボを装着したままレンズ交換が出来るところもすぐれもの。
取付ステイやアームが重いのが難点だが、利点を考えれば我慢できる範囲だろう。
2011年9月6日