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日を暮れさせるもの [セミ・カメムシ]

夏の早朝や夕暮れ時に、哀愁の漂う鳴き声を聞かせてくれるのは「ヒグラシ」。
特に暮れゆく中で聞くヒグラシの声には感じるものがあり、個人的に最も好きなセミである。
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暗い針葉樹の林などに多く見られる。
樹林内を歩くと、足元の植物や木の低い位置から鳴きながら飛んでい行く。
セミの中でも、比較的低い場所で鳴く種だと思う。
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名前の由来を調べると、夕方の日が暮れる頃に鳴く事から昔の人はこのセミを「日を暮れさせるもの」とし、そのまま名前にしたようだ。
ツクツクボウシの鳴き声もボリュームが上がり、いよいよ夏も終わりの時期かと思いながらもこのセミの声をまだまだ聞いていたいと思う。
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2011年8月15日 東京都
 半翅目 セミ科 ヒグラシ     CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX

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