ノコギリクワガタ [甲虫]
こんな時は林の木陰が涼しくてありがたい。
この先は、またあの炎天下か・・・・。
柳の樹液で大きなノコギリクワガタを見つけた。
ここは、毎年見られるとっておきの場所!と言っても場所が場所なだけに結構知られているに違いない。
子供の頃、このように大きな顎のものは‘スイギュウ’と呼ばれていた。
小学校の頃は兵庫県に住んでいたが、さすがに地元ではカブトやクワガタが採れずわざわざ電車に乗って宝塚にある武田尾というところまで友達と行ったのを思い出す。
そこにはクリ園があり、たくさんの虫を捕まえる事が出来た。
ヒラタクワガタやノコギリクワガタが人気があり、ミヤマクワガタやコクワガタはあまり見向きもされなかった。今はミヤマクワガタに魅力を感じるのだが・・・・・。
同じ木にあごの少し小さい個体もいた。
幼虫の時の栄養状態で、顎の大小が決まるのだろう。
餌場やメスをめぐる争いでは、やはり大きな顎の方が有利だろうなぁ。
2011年8月8日 東京都
鞘翅目 クワガタムシ科 ノコギリクワガタ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX
赤く色付いたミヤマアカネのオス [トンボ]
アカハナカミキリ [甲虫]
今年もヤマトタマムシ産卵ラッシュ [甲虫]
今日は立秋とか。
えぇ!秋?夏はどこへ行った?
と思わせるが、確かに日が暮れるとエンマコオロギの鳴き声が聞こえて季節は着実に進んでいる。
午前中はピーカンで暑く、そのお陰で大気が不安定になり午後からはゲリラ雷雨 かと思いきや今日は昨日のような雨は降らなかった。
雨を予想して、朝から丘陵に出向いたが拍子抜け。
このところの雨で、見上げた木の幹にキクラゲが。
昨年ヤマトタマムシの産卵ラッシュだった伐採木でルリボシカミキリが見つかったとの情報で見に行ったが、残念ながら見つからず。
さらに一年経った伐採木では、一頭のタマムシも見られなかった。
それでは今年の伐採木ではどうか?
とその場所を訪れると、いるいるたくさんのタマムシたちが群がっていた。
今年刈られたコナラやシデなどが置かれていたが、集まっていたのはシデだった。
サクラやコナラに産卵するのは確認していたが、シデに産卵するのを初めて見た。
ここにいると大きな羽音を立ててタマムシが飛んでくる。
今の時期、大きな羽音と言えばスズメバチで、音を聞くとビクッとするものだがこの場所では音が聞こえても安心だ。
今年もタマムシの産卵ラッシュに出会えて満足の一日だった。
2011年8月8日 東京都
キクラゲ目 キクラゲ科 キクラゲ
鞘翅目 タマムシ科 ヤマトタマムシ
CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ(1枚目のみ)
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM
今年初めて見る昆虫酒場 [季節]
気が付けばもう早8月になった。
今年の夏は、思ったより涼しくて予想外だ。
エアコンをほとんどつける事もなく、タオルケットだけをはおって寝れば肌寒さを感じて窓を閉めるほど。
このまま、あっという間に秋がやってきそうで何やら寂しい気分だ。
そう思いながら久しぶりに丘陵に出掛けた。
毎年賑わう酒場をめぐってみた。
そういえば、なかなかfieldに出られずこれらを回るのは今年初めてだった。
1軒目はコナラの5mほどの高さの酒場。
真昼間だが、予想外にお客が多い。
カブトムシにカナブンにオオムラサキなどそうそうたるメンバーが集っている。
曇りのうえ林の中は暗く、300mmの手持ちではストロボを使わざるえない。
ISO400に設定したが、たいして稼げず がこれ以上あげるとノイズが目立ちよろしくない。
などと考えているとオオムラサキのオスやルリタテハもやって来た。
これはなかなか賑やかだ!
次の高所の酒場では、大きなカブトムシがお食事中だった。
今年は例年になくカブトムシの姿をよく見かける。
先日も夜に我家の玄関に何度も激突して、うるさくてしょうがないので家にお泊まりいただいている。
どの酒場でも見かけたオオムラサキのメスは、オスに比べると褐色で地味な印象だが、ストロボ光をあてると以外にきれいな色に輝いた。
最後の酒場は根元から樹液が出ており、かなり近づく事が出来た。
威嚇するオオスズメバチがいなくなるのを待って、接近。
樹液を吸うのに夢中で、こちらには全くお構いなし。
お陰でじっくり観察する事が出来た。
2011年8月2日 東京都
鞘翅目 カブトムシ科 カブトムシ
コガネムシ科 カナブン
鱗翅目 タテハチョウ科 オオムラサキ
ルリタテハ
CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ(内蔵ストロボ)
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX (4枚目)