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長い髭 カミキリムシかゾウムシか? [甲虫]

丘陵で出会ったMさんと、昨年タマムシの産卵ラッシュを見た朽木に行ってみると、傍の樹皮で甲虫を見つけた。
Mさんとお会いした時にカミキリムシのようなゾウムシのような髭の長い虫を見たが何だかわからないとの話をされた。
この虫を見るや否や、Mさんがこれと言った。
その不明の虫はこの虫だというのだ。ただ見たものより髭が短いとの事。
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カミキリやゾウムシの中にはオスのほうが、触角が長いものがいる事からこれのオスではないかと話をしていたら木の幹からポトリと落ちた。
常套手段の死んだふりだ。
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これを見ていてふと元いた場所を見ると、少し上にもう1頭いた。
何とこちらは髭が長い!
どうやらMさんが見たのはこれだったようだ。
この虫、カミキリムシではなく「シロヒゲナガゾウムシ」だ。
一見サビカミキリやゴマフカミキリの仲間にも似ていてややこしい!
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2011年6月22日 東京都
 鞘翅目 ヒゲナガゾウムシ科 シロヒゲナガゾウムシ   CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX

久しぶりのミスジチョウ [チョウ・ガ]

今日は、久しぶりに休みが快晴で朝から出掛けた。
このところ丘陵でミスジチョウを確認したとの情報を数件いただいていたので、気にかけて歩いていたところコミスジに似ているものの、それより明らかに大きくダイナミックに飛ぶチョウが田んぼ脇の園路に降り吸水していた。
慎重に近づくと、それは「ミスジチョウ」だった。
いただいていた情報通りに出会えた事と、毎年気にはしていたのでやはりいたかという嬉しい思いだ。
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食草は、イロハモミジなどのカエデ科。
地味なチョウなので放蝶とは考えにくく、食草がここにはあちこちにあるので、風に飛ばされてきた個体がどこかで発生したのだろうか?東京都レッドデータブックでは、北多摩情報不足となっている。
以前に確認したのは2008年6月4日に埼玉側だった。
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2011年6月21日 東京都
 鱗翅目 タテハチョウ科 ミスジチョウ
 CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ


でんきを消して1000000人のスローナイト [その他]

今日は、暦の上では夏至。
それにふさわしいのか?今年一番の夏日だった。

丘陵でお会いした方々から、今日夏至だと教えていただいた。
さらに車のFMラジオから流れてきたパーソナリティーの話から、「でんきを消して1000000人のスローナイト」だとも。
例年、夏至と冬至の夜8時から10時までの2時間、みんなで一斉にでんきを消しましょう!というイベント。
その意味には様々なものがあるが、今年は震災でさらに考えさせられる。

この夜、僕はいつもロウソクの明かりで過ごす。
洒落たものはなく、お墓参りの亀山ローソクが唯一の出番である。
今年は例年使っていた香炉が、震災で棚から落ちて割れてしまいロウソク受けでの点灯だ。

皆さんも是非、
’ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を地球上にひろげていきませんか’。

でんきを消して、スローな夜を。


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