SSブログ

ゼフィルス 5種 [チョウ・ガ]

6月にはいると雑木林にたくさんのカメラを持った方々が目に付く。
私もその一人かもしれない。

シジミチョウの仲間で、美しい翅を持ったゼフィルスと呼ばれる仲間。
ゼフィルスとはギリシャ神話の「西風の神(精)」。

以前にクリの花のレストランで紹介した数種は相変わらず良く見られた。
最も早く姿を見せるといわれる「アカシジミ」。
今年は数が少ないように思う。
akasijimi0622.JPG
















次に出てくる「ウラナミアカシジミ」。
今年はこれが特に多いように思われた
uranamiaka0622.JPG
















毎年前の2種に比べ、数が少ないように思う「ミズイロオナガシジミ」。
個人的には好きな種だ。
mizuiroonaga.JPG







 









イボタノキが食草の「ウラゴマダラシジミ」。
今年も何とかこの1頭を撮影出来た。
uragoma0622.JPG
















最も人気の「ミドリシジミ」をようやく見る事が出来た。
今年は、天候の関係だと思われるが発生が遅れた。
残念ながら開翅を撮影出来なかった。
midori0622.JPG




















2011年6月22日 東京都(1~4枚目)埼玉県(5枚目)
 鱗翅目 シジミチョウ科 アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミ、ミドリシジミ
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX (1、2,4,5枚目)、RICOH CX4(3枚目)


いろ鮮やか ベニカミキリ [甲虫]

竹が積んである場所に、鮮やかな紅色のカミキリが群がっているという。
是非見て見たいと行ってみたが、今日は外れだったようだ。
それでも、数頭が産卵場所を求めて竹の上を歩きまわっていた。
その名は「タケカミキリ」。
竹に卵を産み、幼虫は竹の中で過ごす。
benikamikiri0622.JPG



 

 








まぁちょこまかと動き回って静止してくれない。
撮影するのも一苦労。
benikamikiri1-0622.JPG
















前胸背から翅にかけてのベニ色は、カミキリの中でも上位に位置する美しさだと思う。
何故こんな色なのか?
同じような色のベニボタルに擬態して、天敵から逃がれるためだろうか?
竹林の中では意外と目立つ色に思えるのだが・・・・・。
benikamikiri2-0622.JPG
















2011年6月22日 東京都
 鞘翅目 カミキリムシ科 ベニカミキリ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX


長い髭 カミキリムシかゾウムシか? [甲虫]

丘陵で出会ったMさんと、昨年タマムシの産卵ラッシュを見た朽木に行ってみると、傍の樹皮で甲虫を見つけた。
Mさんとお会いした時にカミキリムシのようなゾウムシのような髭の長い虫を見たが何だかわからないとの話をされた。
この虫を見るや否や、Mさんがこれと言った。
その不明の虫はこの虫だというのだ。ただ見たものより髭が短いとの事。
shirohigenagazoumushi0622.JPG
















カミキリやゾウムシの中にはオスのほうが、触角が長いものがいる事からこれのオスではないかと話をしていたら木の幹からポトリと落ちた。
常套手段の死んだふりだ。
shirohigenagazoumushi1-0622.JPG
















これを見ていてふと元いた場所を見ると、少し上にもう1頭いた。
何とこちらは髭が長い!
どうやらMさんが見たのはこれだったようだ。
この虫、カミキリムシではなく「シロヒゲナガゾウムシ」だ。
一見サビカミキリやゴマフカミキリの仲間にも似ていてややこしい!
shirohigenagazoumushi2-0622.JPG
















2011年6月22日 東京都
 鞘翅目 ヒゲナガゾウムシ科 シロヒゲナガゾウムシ   CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX

久しぶりのミスジチョウ [チョウ・ガ]

今日は、久しぶりに休みが快晴で朝から出掛けた。
このところ丘陵でミスジチョウを確認したとの情報を数件いただいていたので、気にかけて歩いていたところコミスジに似ているものの、それより明らかに大きくダイナミックに飛ぶチョウが田んぼ脇の園路に降り吸水していた。
慎重に近づくと、それは「ミスジチョウ」だった。
いただいていた情報通りに出会えた事と、毎年気にはしていたのでやはりいたかという嬉しい思いだ。
misujityo0621.JPG
















食草は、イロハモミジなどのカエデ科。
地味なチョウなので放蝶とは考えにくく、食草がここにはあちこちにあるので、風に飛ばされてきた個体がどこかで発生したのだろうか?東京都レッドデータブックでは、北多摩情報不足となっている。
以前に確認したのは2008年6月4日に埼玉側だった。
misujityou1-0621.JPG




 




 








2011年6月21日 東京都
 鱗翅目 タテハチョウ科 ミスジチョウ
 CANON EOS40D,EF70-200mm F2.8L IS USM/EF1.4×Ⅱ


でんきを消して1000000人のスローナイト [その他]

今日は、暦の上では夏至。
それにふさわしいのか?今年一番の夏日だった。

丘陵でお会いした方々から、今日夏至だと教えていただいた。
さらに車のFMラジオから流れてきたパーソナリティーの話から、「でんきを消して1000000人のスローナイト」だとも。
例年、夏至と冬至の夜8時から10時までの2時間、みんなで一斉にでんきを消しましょう!というイベント。
その意味には様々なものがあるが、今年は震災でさらに考えさせられる。

この夜、僕はいつもロウソクの明かりで過ごす。
洒落たものはなく、お墓参りの亀山ローソクが唯一の出番である。
今年は例年使っていた香炉が、震災で棚から落ちて割れてしまいロウソク受けでの点灯だ。

皆さんも是非、
’ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を地球上にひろげていきませんか’。

でんきを消して、スローな夜を。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。