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つぶらな瞳の・・・・。 [哺乳類]

いつも見て回る箇所がある。
ある場所のクスノキもその一つ。色々な虫が見つかるので面白い木だ。
今日もチェックしていると、地上1mほどの幹に何やら茶色い塊が幹に張りついていた。
大きさは60mmほどと、虫にしては大きい。
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良く見るとそれは久しぶりに見るコウモリだった。
大きさから「アブラコウモリ(イエコウモリ)」だろう。
何故ここにいるのかわからないが、こんなに近くで見られるのはめったにない機会なのでじっくり観察した。
まず足を見て見よう!
後足には鋭い爪のある5本の指。これでぶら下がって体を支える。
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前足。
何と鋭い爪が1本あるだけで、残りの4本は翼になっているのだ。
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お顔を拝見。
ん~。大きな耳につぶらな瞳がかわいい~!
暗い夜に飛んで障害物を避けたり、餌を食べたりできるのは、超音波を出してそのはね返りで位置を確認しているからでこの耳が役に立っている。
この顔を可愛いと思うかどうかは意見が分かれるかも・・・・・。
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どこか具合が悪いのか心配だ。
皆のいるねぐらに無事帰れるといいのだが。

2011~2012年は「国際コウモリ年」 だそうだ。
コウモリについては、こちら大沢夕志さん啓子さんのブログ、HPへ。
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2011年5月16日 埼玉県
 コウモリ目 ヒナコウモリ科 アブラコウモリ(イエコウモリ)    CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM


色とりどり [チョウ・ガ]

久しぶりに訪れた谷戸は、以前とすっかり変わってたくさんの花が咲き乱れていた。
ここにあったかなぁと思う「「ゲンゲ」の小さな群落だが、記憶にないだけできっと昨年も咲いていたのだろう。レンゲやレンゲソウと言った方が馴染みが深いだろう。
昔は、田んぼに植えられ田植え前にすき込んで肥料にしたとか。
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こちらも局地的に群落を作っていた「オオジシバリ」。
すくっと立ちあがったオレンジの蕾と黄色い花、ヘラのような黄緑色の葉が印象的だ。
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他にも、シロツメクサやハルジオン、キツネアザミ、ゲンノショウコ、キツネノボタン他たくさんの花が色とりどり賑わいを見せていた。
シロツメクサで吸蜜していたのは、今最も多く見られるのではないかと思うくらい見る機会の多い「コチャバネセセリ」。
この日も、翅のきれいな個体がしきりに蜜を吸っていた。
アップで見ると、意外に毛深い事に気が付いた。
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タンポポの花に執着しているのは「ヒメアカタテハ」。
このチョウにしては珍しく、近づいても全く逃げず余程腹が減っていたのだろう。
いつもはなかなか近くで撮る事が出来ないので、ラッキーだった。
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先日、コジャノメと間違えたご本家「クロヒカゲ」。
今日は、4頭と今年に入って最も多い数を目撃した。
茶褐色で地味だが、新緑の中にとまっているとなかなか存在感があり美しい!
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2011年5月16日 埼玉県
 マメ目マメ科 ゲンゲ
 キク目キク科 オオジシバリ
 鱗翅目 タテハチョウ科 クロヒカゲ     CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM


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