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続・丘陵の奥へ [甲虫]

丘陵の奥にはたくさんの宝物がある。
ここでしか見られないもの!

その一つに出会う事が出来た。
奥へ続く道を歩いていると、何かが目の前から先へ飛んで着地した。
近づくとまた飛んだ。
まるで道案内をしてくれているよう。
別名「みちおしえ」と呼ばれる空飛ぶ小さな宝石、「ハンミョウ」だ。
hanmyo0502.JPG
















以前から丘陵の奥で見られると聞いてはいたが、今まで見る機会に恵まれなかった。
敏感で近づくとさっと飛んでなかなかカメラの射程距離に入ってくれない。
そんな中、意外に逃げない個体がいた。
地面に這いつくばり、匍匐前進で何とかこの大きさまで接近。
大きな顎が肉食の獰猛さを物語っているが、体の美しさは同じ甲虫の仲間のタマムシと肩を並べる人気者だ。
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2011年5月2日 埼玉県
 鞘翅目 ハンミョウ科 ハンミョウ    CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM
 


丘陵の奥へ [自然]

久しぶりに丘陵の奥の奥へ足を運んだ。
今年は水量が多いようで、あちこちで小さな小川が出来ていた。
そんな湧水の流れで見つけたのが「トウキョウサンショウウオ」の卵嚢だ。
あちこちでいくつもの卵嚢があった。
一匹のメスが1対の卵嚢を産むのだがその半対しかないものが多く見られた。
流されたのか心ない人に持ち去られたのか?
ここで見つけたのも半対しかなかった。
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歩いている途中で出会った方に「ヤマルリソウ」が咲いていると教えていただいた。
そういえば昨年も見たがすっかり場所を忘れていた。
とても小さな花だが濃い水色が美しい!
yamarurisou0502.JPG
















すぐ近くにはツリバナの花も咲いていた。
は見た事があるが、花は初めて。
同属のマユミやニシキギとよく似た花だ。
tsuribana0502.JPG
















山道では「ホウチャクソウ」が独特な形の花を付けていた。
お寺やお堂などの屋根の4隅には、鐘のような装飾品が見られる。
それに見立てて付けられた名前だ。
個人的には色・形共にとても好きな花の一つ。
houtyakusou0502.JPG
















2011年5月2日 埼玉県
 有尾目サンショウウオ科 トウキョウサンショウウオ卵嚢
 ユリ目ユリ科 ヤマユリソウ
 ニシキギ目ニシキギ科 ツリバナ
 ユリ目ユリ科 ホウチャクソウ 
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM


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