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啓蟄に見つけた虫 [季節]

今日は、二十四節気の一つ啓蟄だ。
啓蟄とは、冬ごもりをしていた虫たちが暖かさを感じて這い出てくる頃の事。
昨日ほどではないが、春めいた暖かさを感じるまさに啓蟄の一日だった。

久しぶりに、カメラをぶら下げて丘陵を散策。
這い出してきた虫がいないか観察していると、ギシギシの葉の上で美しく輝くものがいた。
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近づくと葉の裏に隠れたのは、「コガタルリハムシ」。
テントウムシ意外に見る久しぶりの甲虫だ。
葉の裏をめくっていくと、黄色の卵がかためてたくさん産みつけられていた。
こうして見ると、少し前から現れていたようだ。
まだ数は少ないようだが、まもなくメスに群がるオスたちの姿があちこちで見られるだろう。
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午後からの数時間だったので、その他ナナホシテントウとシロフフユエダシャクのオス、タンポポで吸蜜する「キタテハ」しか見つからなかった。
明日は、ようやく出てきた虫たちもまた隠れてしまう寒い一日となるようだ。
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2011年3月6日 東京都
 鞘翅目 ハムシ科 コガタルリハムシ
 鱗翅目 タテハチョウ科 キタテハ           CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM

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