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林床に鮮やかなフユイチゴ [植物]

葉が落ちた雑木林は明るく、歩いていてとても気持ちがいい。
夏には鬱蒼とした林も、冬の間はまったくその景色を一変させる。
虫や花は見つからないけど、木の形や落葉樹がいかに他の木と重ならないように枝を伸ばして陽の光を葉で受けていたかがわかって面白い。
上を見ながら歩くのも楽しいものだ。
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谷戸の一角に、ウバユリの群生地がある。
夏にはたくさんの花が楽しめるが、今の時期は口を開いて種を飛ばした実がすくっと林立していてこれはこれで壮観だ。
口を開けたその形が、食虫植物を彷彿させる。噛まれたら痛そう・・・・。
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冬枯れの林床は、茶色一色で地味。
そんな中、マンリョウやカラタチバナなどの赤い実がポツポツとアクセントになっている。
一方で、一面に赤い実を付けて群生しているのが「フユイチゴ」だ。
濃い緑の葉の間にのぞく赤い実は、クリスマスの飾りのようで賑やか。
食べてもおいしいそうだが、まだ食べた事はない。
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2010年12月29日 東京都
 ユリ目 ユリ科 ウバユリ
 バラ目 バラ科 フユイチゴ
CANON EOS40D,SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM


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