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冬の雑木林 [季節]

今日は冬型の気圧配置で、風が強かったが雑木林を歩いてみた。
もちろん目当てはフユシャク、中でもチャバネフユエダシャクのメスだったが、残念ながら出会えなかった。
クヌギの樹皮の割れ目で見つけたのが、越冬中のマダラマルハヒロズコガ幼虫のひょうたん型の巣だ。
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別のクヌギでも、同じように割れ目に入り込んでいるのがいた。
いつ見ても見事な、ひょうたんには感心させられる。
巣の表面には、樹皮に付いたのと同じ苔が付いていていつからここにいるのかと思ってしまう。
生きているのか、死んでいるのか?
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遠くから見てサクラの樹皮に白いものが見えたので、チャバネかと思ったが近寄ると昆虫病原糸状菌に冒されたカミキリムシだった。
触角は折れているが、体はそのままの状態で残っていた。
冬の雑木林では、寂しい光景だった。kontyubyougensijyoukin1207.JPG

















2010年12月7日 東京都
 鱗翅目 ヒロズコガ科 マダラマルハヒロズコガ
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX(1.2枚目)
CANON EOS40D,Tokina AT-X107 DX Fisheye/430EXⅡ
 


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