曇って寒い時はどこにいる? [自然]
午前中は晴れ間が出ていたが、午後からは曇って肌寒かった。
こんな時は、虫たちはどこにいるのだろうか?
数日の間で見つけたのはこんな場所。
草原で唯一元気に飛び回っているのは「ヤマトシジミ」。
曇っていても少々寒くても、咲いているコセンダングサの花やススキの穂の周りでたくさん見られる。
「アキアカネ」などのトンボたちも全く飛んでいない。
どこへ行ったのかと探すと、タカアザミやアキノノゲシ、ススキの花や茎にとまっていた。
晴れていればアザミで見られる「キタテハ」も、曇って寒いと草の茎やススキの葉裏で休んでいる。
先日ススキの大きな株の葉裏で数匹かたまって見る事が出来た。
翅の形や翅裏の色が、まるで落ち葉が引っかかったように見える。
後翅の白い紋は、虫食いの跡を表現しているのだろう。
よくぞ翅をこんな形と色にしたものだ。先日のキンウワバといい、見れば見るほど不思議で面白い!
2010年10月24日 東京都
鱗翅目 シジミチョウ科 ヤマトシジミ
蜻蛉目 トンボ科 アキアカネ
2010年10月19日 東京都
鱗翅目 タテハチョウ科 キタテハ
全てCANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX