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梅の木に集まるアカホシテントウ [甲虫]

昨日はよい天気だったが、今日はまた曇り空。
このところ肌寒い日が続いている。

梅の木の葉や幹にアカホシテントウがいた。
成虫も幼虫もタマカイガラムシを捕食する、テントウムシの中では大型の種だ。
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枝には2匹が固まっていた。
相変わらず浮き出る赤が神秘的に美しい。

梅の木にしてみれば、アカホシテントウは木の汁を吸う敵をやっつけてくれる正義の味方。
このテントウムシのお陰で、タマカイガラムシの増殖がある程度抑えられているのだろう。
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2010年10月24日 東京都
 鞘翅目 テントウムシ科 アカホシテントウ
 CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX


アゲハの仲間の蛹化場所 [チョウ・ガ]

丘陵の一角にミカン類の木がある。
たまにアゲハの幼虫がいるので見に行った。
もう越冬蛹があるかと周囲を探してみたが、全く見つからない。
諦めて並びにある離れた柿の木に何かいないか探していたら、何と「アゲハ」の終令幼虫がいた。
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食草から20m以上は離れて3mほどの高さだ。
柿の木はすでに葉をほとんど落としているので、樹肌に緑はとても目立つ。
これなら食樹にいた方が安全なのに、どうしてわざわざ地上を歩く危険まで冒して移動するのだろうか?
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そういえば同じ谷戸のウマノスズクサにいた「ジャコウアゲハ」の幼虫がすっかりいなくなり、その内の数頭がやはり10m以上離れた木で蛹化していた。
ウマノスズクサは冬には枯れてしまうので、まぁわからないでもない。
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少し前になるが「アオスジアゲハ」の幼虫も、食樹のクスノキから下りて隣にある四阿(あずまや)の壁で蛹化した。
アゲハの仲間や、タテハチョウ科のスミナガシなども夏季の蛹化場所は食樹だが、越冬する蛹は食樹を離れる。
常緑樹に移動するならまだわかるが、そうではなく落葉樹や人工物などでも蛹化するのはなぜなのだろうか?
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2010年10月24日 東京都
 鱗翅目 アゲハチョウ科 アゲハ 
2010年10月16日 東京都
 鱗翅目 アゲハチョウ科 ジャコウアゲハ
2010年10月13日 埼玉県
 鱗翅目 アゲハチョウ科 アオスジアゲハ

CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX
CANON EOS40D,Tokina AT-X107 DX Fisheye(2,5枚目)


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