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タカアザミと虫たち [植物]

今日は久しぶりに暑い一日となった。
午前中にビオトープ湿地を覗いてみた。

途中のコナラの木の根元で、オオスズメバチが横たわっていた。
見上げると頭上の幹で数匹が羽音を立てている。
触角や足を食いちぎられ、争いに負けて死んだワーカーのようだ。
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6つある湿地の畦に、人の背よりも高いアザミが大きな株をいくつも根付かせている。
下向きにたくさんの紫色の花を付ける、存在感のある「タカアザミ」だ。
数年前にここを掘り返してビオトープを作ったら、埋土種子が目覚めそれ以来毎年たくさんの花を咲かせている。
暑いくらいの日差しの下で、アザミの花にたくさんの虫たちが蜜を求めて集まっていた。
オレンジの翅が鮮やかな「キタテハ」。
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大きな羽音を立てて、花から花へ忙しい「クマバチ」。
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「ツマグロヒョウモン」のオスも蜜を吸うのに必死のようで、近づいても全くお構いなしだった。
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この湿地の周りには、ミゾソバやアキノウナギツカミなどが咲いているが、タカアザミだからこそ呼べる虫たちもたくさんいて湿地を賑やかにしてくれているのだ。


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