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不思議な姿のシロシャチホコガの仲間の幼虫 *追記 [チョウ・ガ]

久しぶりに、晴れ間が広がり丘陵に出掛けた。
午後からは湿地ビオトープの手入れだったので、午前中に数本のアワブキの木を見て回った。
残念ながらスミナガシやアオバセセリの幼虫を見つける事は出来なかったが、アカシデの枝で奇妙な幼虫を見つけた。
その特異な姿からシャチホコガの幼虫だろうとは思い、帰って調べると「シロシャチホコ」の仲間のようだ。
カバノキ科、ブナ科、クルミ科、ニレ科、マンサク科、バラ科など何でも食べる。
アカシデはカバノキ科の植物だ。
syachihokoga1-0925.JPG
















3対の前脚は異様に長く、お尻の形はアケビコノハの幼虫に似ている。
驚くと脚を広げ体をまげて威嚇する。
この姿が、鯱鉾に似ているからシャチホコガ。
幼虫の姿からついた名前なのだろう。
少し距離があるうえ、今日はマクロレンズを持っていなかったのでエイリアンのような顔をアップで撮ることが出来なかった。
また、改めてじっくり撮影したい被写体だ!


*追記
さらに調べると、シロシャチホコはミズナラ帯以上の山地性でそれ以下にはバイバラシロシャチホコが生息するとのこと。
狭山丘陵はミズナラ帯ではないことからこの幼虫はバイバラシロシャチホコかとも思ったが、シロシャチホコの幼虫は黄色でバイバラは褐色のようだ。
やはりシロシャチホコなのだろうか?
shirosyachihokoga0925.JPG


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