SSブログ

たくさんいるぞ!ウスグモスズ [バッタ]

いよいよ待ちに待った雨が降って来た。
室温も30℃を切り、過ごしやすい。
このあたりでまとまった雨は、8月の一月間降っていないのではないか?
台風の列島横断による大雨被害も心配だが、からからに乾いた丘陵には水の供給も必要だ。

さて、昼夜関わらず樹上からフィリリリリ♪という鳴き声が聞こえてくる。
秋の鳴く虫のクサヒバリで、葉の隙間などで鳴いていて見つけるのが難しい。
クサヒバリを探していると、必ず見つかるのが「ウスグモスズ」だ。
クサヒバリと同じヒバリモドキ科に属する帰化種で、原産地は不明。
これは一月ほど前に、ウワミズザクラの幹で見つけたもの。
成虫と幼虫がたくさん混在していた。
usugumosuzu0808.JPG
























成虫になっても鳴かずオスの翅には発音器が無いため、オスもメスも見た目は変わらずメスの産卵管で判別する。
鳴くのは本来オスがメスを呼ぶためだが、鳴かずにどうしているのだろうか?
 ↓オスの成虫
usugumosuzu2-0808.JPG
















1cm弱の大きさだが、じっくり見ると大きな目に赤い頭が可愛らしい。
これは産卵管が無いのでオスの幼虫。
今はほとんどが成虫になっていると思われ、庭木や低木などを良く観察すれば在来のクサヒバリよりたくさん見る事が出来るだろう。
usugumosuzu1-0808.JPG


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。