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スズメバチに擬態したコシアカスカシバ [チョウ・ガ]

昼から谷戸の昆虫調査をしたのだが、約束の時間まで間があったので近くのコナラを見に行った。
今日は調査メインで、デジタル一眼は持っていなかったが、こんな時に限って珍しい虫に出会うものだ。

コナラの幹にスズメバチと思ったら、何か違う。
幹のくぼみにお尻を突っ込んで、産卵しているようだ。
良く見ると、スカシバガ科の「コシアカスカシバ」だった。
黄色と黒の縞模様に透明の翅、飛ぶとブーンと羽音を立てるその姿はまるでキイロスズメバチ。
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このガは、羽化した時には翅に鱗粉がついているが、すぐに落ちて透明な翅になるらしい。

このところコンデジがすこぶる調子が悪く、ファインダーではOKランプがついていても撮った写真はピントが合っていない。今日も、まともなのは上の一枚だけで下も含めて後は全てピンボケ。
これでは、全く信用できず使えない。買い替え時なのだろうが、今は厳しいなぁ・・・・・・・。
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エビガラスズメ 2010 [チョウ・ガ]

草はらでバッタの仲間を探していたら、木柵にとまっているものがいた。
見ると大きなスズメガだ。
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マクロレンズで見ると、背中の模様も盛り上がっていて毛深く、この厳しい残暑にはとても暑苦しそうに思えた。
「エビガラスズメ」。体も翅もきれいなので、羽化間もない個体のようだ。
食草は、ヒルガオ科、マメ科(フジマメ、小豆)、サツマイモ、ツルナ科などとある。一番ありそうなのはヒルガオだが、ここにあっただろうか?
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そういえば、昨年もこの場所で同じような場面があったのを思い出した。
昨年の写真を見返すと、やはり2009年8月27日同じ蛾の写真を撮っていた。
まるで、デジャブだ。今年のは、昨年撮ったのの子孫なのか?

昨年の写真、名付けて「エビガラスズメ 2009」でどうだろう。
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