湿地ビオトープの虫 [自然]
湿地ビオトープでは、オギやクサヨシ、ウキヤガラなどがすごい勢いで成長しちょっと見ない間にすっかり景色が変わってしまう。
伸びて背が高くなった葉では色々な虫たちが見られる。
あまり出あいたくない虫、「スゲドクガ」の幼虫だ。
あちこちで見られた。今週末は、ここの草刈りをするが、気をつけなければ!
葉上にいた「モンキツノカメムシ」のオス。
背中の黄色い紋がハートの形をしているのがエサキモンキツノカメムシで、写真のようにハートのくびれがなく体側面の左右の出っ張りが強いのがモンキツノカメムシと言われている。
葉をうまく綴って作られた「ヤマトコマチグモ」の巣。
オトシブミもそうだが、小さな虫がこんなにうまく葉っぱで工作が出来るものだと感心しきりだ。
湿地脇の小川で、サナエトンボの仲間を発見。
帰って調べると「ヤマサナエ」だった。
オカトラノオがあちこちで白い花を咲かせ始めた。
これからはこの花目当てにやって来る虫たちを、当分の間楽しめそうだ。