湿地の生き物 [自然]
シオカラトンボの写真が必要となりデータを探したが、いい写真がなかったので湿地に撮影に行った。全くの普通種で、今まで結構撮ったと思っていたが意外とそうでもなかったようだ。
湿地の池のほとりに足を踏み入れると、水に向かってピョンピョン跳ねる生き物が。
おたまじゃくしから変態して間もない「アカガエル」たち。
ニホンアカかヤマアカかは分からない。
顔付を見ていると、まだおたまの面影を残していてかわいい。
皆で一斉に池に飛び込むのは、やはり敵が陸にいるという事なのだろう。
少し歩いて、まさしくその敵を見つけた。まだ子供の「ヤマカガシ」。
カエルたちを狙っているのだろう、水辺で待ち伏せをしていた。
これだけアカガエルがいれば、空腹を満たすには十分だ。
池の中では、「メダカ」が泳いでいた。うち数匹は、あまり見た事がない、緑色に輝くメダカだ。
光の加減なのだろうか?
まだあちこちで「シュレーゲルアオガエル」が鳴いていた。
鳴く姿はなかなか見られないが、偶然茎にしがみついているものがいた。
この鮮やかな黄緑色は目立つはずなのだが、やはり見えるところで鳴いてはくれない。