孵化していたミノウスバの幼虫 [チョウ・ガ]
今日から連休だがまた雨。
春は晴れと雨が交互にやってくるというが、何も休みの日に雨でなくても・・・・・しょうがないのでほったらかして気になっている事を片付けよう。
という事で先週見つけたもの。
昨年マユミの枝に産んでいたミノウスバの卵を見に行ったら、既に孵化してたくさんの幼虫が枝先に群がっていた。
背中の薄いオレンジ色の縞模様が、カニカマのように見えるのは僕だけだろうか?
落ち葉から幹へ アカボシゴマダラの幼虫 [チョウ・ガ]
暖かくなってきたので、若いエノキをチェックした。
エノキの幹で「アカボシゴマダラ」の幼虫を見つけた。
昨年の夏から秋にかけてまだ葉をつけている時に、この木も探したのだが見つける事は出来なかった。
葉の落ちた今の時期は、とても探しやすい!
冬の間、根元の落ち葉の裏で越冬した幼虫は暖かくなってくると落ち葉から幹を登り、出てきた新芽を食べて成長する。
まだ芽吹いていない場合は、幹の途中の二股でじっと待機しているようだ。
地面から30cmほどのところで見つけた幼虫。
背中の突起が、幹の突起に色も似ていて保護色になっている。
4日後に見ると、1m30cmほどの高さに迄登っていた。
芽吹きはまだなのでもう少し我慢しなければならないだろう。
他のエノキでも、1mほどの高さの二股部分で待機している幼虫を見つけた。
同じようにエノキの根元の落ち葉で越冬するオオムラサキやゴマダラチョウは、まだ幹では見つからずアカボシゴマダラのほうが幹に登るのが早いのだろうか?
今後もこの2匹を、継続して観察していこうと思う。
花から花へ ビロードツリアブ [その他の虫]
里山のヒッキー現る! [両生類・爬虫類]
春本番! [季節]
青空が広がる気持ちのいい朝。
スプリング・エフェメラルを探しに出掛けた。
広場で咲いていた「コブシ」の花。
青空をバックに白が眩しかった。
タムシバやハクモクレンの花と似ているが、花の下に葉が一枚あるのが見分けるポイント。
階段を降りたところにある「カタクリ」の群生。
花のスプリング・エフェメラルの一つだ。
まだ咲き始め、これからのようだがそこそこの数、花を咲かしていた。
光に透かしたピンク色の花弁がとても綺麗だった。
林縁を歩くと、茶色い蝶が飛び立った。
テングチョウより小さい。
蝶のスプリング・エフェメラル 「ミヤマセセリ」だ。
運がいいことに、今日も姿を見せてくれた。
「テングチョウ」もあちこちで見る事が出来た。
今年初めて生きた「キチョウ」を見つけた。
冬の間、越冬個体を探していたが結局見つからず、先日落ち葉の下で息絶えたものを見ていただけに何かほっとした思いだった。
昨年、コツバメが飛んでいたオオイヌノフグリのお花畑でコツバメを探したが、残念ながら見つける事は出来なかった。
あと一週間ほどかかるだろうか・・・・。