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暖かさで出てきた越冬蝶たち [チョウ・ガ]

テングチョウ0223.JPGウキウキするような暖かさで浮かれているのは僕だけではないようだ。
谷戸の林縁を歩いていると、急に目の前を飛び立ったのは久しぶりの「テングチョウ」だった。
落ち葉の上や砂利の上にいるとまず気付かない。



テングチョウ1-0223.JPG翅表のオレンジ色の色合いは枯れ葉の表に、翅裏の薄い色は枯れ葉の裏の色にとてもよく似ている。
巧みな色使いだ。





テングチョウ2-0223.JPG砂利道に降り立ったので見ていると、口吻を伸ばしていた。
地面の水分を給水しているようだ。

それにしてもいつ見ても名前通りの顔には笑ってしまう!




キタテハ0223.JPG草地では、「キタテハ」が飛んでいた。
見ると後翅が破れてぼろぼろだが、これでも飛翔に差し支えはないようだ。
素早く飛んでいく。
厳しい冬を乗り越えた証だろうか。



キタテハ1-0223.JPGこちらもテングチョウと同じような色合いで、保護色となっている。
枯れ葉に紛れると、見つけるのは難しいだろう。
この冬も越冬個体を探したが、やはり見つける事は出来なかった。





キタテハ2-0223.JPGこの暖かさが続けば、成虫越冬したキチョウなども出てくる。
さらにはミヤマセセリやコツバメなどのスプリングエフェメラルが見られるのも間もなくだろう!


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