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ツヅミミノムシ [チョウ・ガ]

マルハヒロズコガ.JPGミノムシは誰もが知っている虫だが、ツヅミミノムシと呼ばれる虫がいる。蛾の仲間で、扁平の鼓の形をした巣を作ってその中に幼虫が潜んでいる。鼓の形と言われているが、この形が鼓とは思えない。どちらかというとピーナッツかひょうたんではないかと思うのだ。
クヌギの幹にへばりついているのを初めて見た。
正式には「マダラマルハヒロズコガ」という名前。
まさしくその種かどうかはわからないがその仲間には違いないだろう。



マルハヒロズコガ1.JPG独特の形をした巣から、まるでミノムシのような頭を出して移動するが、今回は越冬中で全く身動き一つしない。
巣の中を開けてみたい衝動に駆られたが、この寒い時期に可哀そうに思えてやめた。もう少し暖かくなったら、是非見たいと思う。

巣の数、数えてみると14個ほどある。
それにしても面白い形をした巣を作るものだ(^.^)

(埼玉県北部の公園にて)

クヌギカメムシの仲間の卵塊 [セミ・カメムシ]

今日は、卵続きである。

クヌギカメムシ1令幼虫0216.JPG観察していたクヌギカメムシの仲間の卵塊を久しぶりに見てみると、既に幼虫が孵化していた。
これだけ小さいと、近頃すっかり老眼が進んだ目では全くどうなっているのかわからない。
マクロレンズで撮影した写真をカメラで確認して、オー孵化している!という感じである。


クヌギカメムシ1令幼虫1-0216.JPG幼虫たちは、卵を包んでいるゼリー状の物質に頭を突っ込んで食べているのだろう。
クヌギの若芽が出てくるまで、これを食べて生きながらえるようだ。

アカガエルの卵塊 [両生類・爬虫類]

今日も朝からしとしと雨・・・。
昼からあがったので早速アカガエルの卵塊探しに出掛けた。

アカガエル卵隗0216.JPG家から車で10分ほどの小さな池で十数個の卵塊を発見!
まだ産んでまもないようで、結構まとまってかたまっていた。






アカガエル卵隗1-0216.JPGこちらは産んで数日は経っているだろうか?
ゼラチン質は水を吸って膨らんで、周りには茶色いものがついている。

この池の周辺では、昨年ヤマアカガエルがたくさん見られた。
この卵の主はヤマアカだろうか?



ヤマアカ卵02.03.JPG昨年の2月3日は、既に写真のようにたくさんの卵塊が見られたのだが今年は遅れているようだ。
ここは産卵のピークには、卵塊だらけといった感じになるのだ。


小鳥たち [鳥]

忙しくて2週間近くfieldに出られない状況で、かなりストレスがたまってきた。
ようやく時間が取れたと思えば、雨・・・・・・。

うまくいかないものだ。
このところ雪や雨と肌寒い日が続いているが、生きものたちを見ていると少しづつ春の気配を感じ取ることが出来る。

小鳥たちも警戒心が薄れ、目の前で餌を啄み、梢の上でさえずり始めた。

アオジ.JPGアオジ








エナガ.JPGエナガ








シジュウカラ.JPGシジュウカラ1.JPGシジュウカラ








明日は何とか雨がやみそうで多少ストレスが解消されそうだ!


そろそろアカガエル産卵の季節 [両生類・爬虫類]

一昨日昨日と、風も強くとても寒い日が続いた。
今日は、風もおさまり比較的あたたくなり、寒さも一段落とのこと。

この時期になると、丘陵の水辺を見回る。
アカガエルとその卵探しだ。
昨年は1月20日過ぎには鳴き声が聞かれ、31日にはたくさんの卵塊を見つけた。

2009.01.31 
ヤマアカガエル             卵塊
ヤマアカガエル090131.JPGヤマアカガエル卵塊1-090131.JPG







   
今年は寒い日が続いたためか、4日に見た時にはカエルの姿すら見られず、昨年より遅れているようだ。
今日は都合で、残念ながらfieldには出られなかったので確認できていない。

明日は暖かく、春の雨が降るそうなので、まもなくカエル合戦が始まるかもしれない。
楽しみである!

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