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天蚕の繭 [チョウ・ガ]

コウヤボウキ1218.JPG今日も寒かったが、それなりの防寒をして出掛けたので昨日よりはましだった。
林縁の枝に白いぼんぼりがたくさんついていた。
「コウヤボウキ」の綿毛。
質素なクリスマスツリーの飾り(^.^)



ゴンズイ実1218.JPG歩きながら、ふと上を見上げると赤い実がたくさんあった。
「ゴンズイ」の実だ。
いつも歩いているのだが、なぜか今まで気付かなかった。
落ちずによくまだ残っているものだと感心。
こちらは少し賑やかなツリーの飾りになりそうだ。



ヤママユ繭1218.JPG雑木林で、天蚕(てんさん)の繭を見つけた。
繭のついていたクヌギの枝が落ちて、低木の枝に引っ掛かっていたのだ。
天蚕とはヤママユガ科の「ヤママユ」のこと。
年1回8~10月頃に現れ、卵で越冬する大型の蛾。
今の時期の繭は、羽化した後の空のもの。


ヤママユ1-1218.JPGこの繭から取れる糸は天蚕糸と呼ばれ、光沢があり、太く、伸度が大きく、織物にして丈夫でしわにならず、暖かくて手触りも良いなどの優れた特徴があり、繊維のダイヤモンドにもたとえられて珍重されている。一つの繭から、天蚕糸が600~700m程取れる。
黄緑色の綺麗な繭だ。
繭はこの時期良く見られるが、残念ながら成虫は今年も見る事が出来なかった。


寒い・・・・・。

ウグイスカグラ1-1217.JPG今日も寒い一日だった。
そんな中林縁で、ウグイスカグラがピンク色の蕾と花がをつけていた。
春に咲く花だが、今頃でも暖かければ花を咲かすらしい、暖かい・・・?









マユミ1217.JPGマユミの赤い種子は落ちて、ピンク色の果皮だけが残っていた。







ガ1217.JPG木の幹で菌に侵された蛾を見つけた。
頭の部分から、白っぽい菌糸?が四方八方に伸びている。
季節を問わず、カミキリムシやバッタなど同じような状態のものを見かける。
生きている間に、菌にやられて死んだのか?
死んでからやられたのだろうか?


ハラビロカマキリ1217.JPGまだ、ハラビロカマキリが大きなお腹で頑張っていた。
カマキリの仲間の中でも、最も遅くまで見られる種だと思う。
明日からはもっと寒くなりそうで、早く産まないと~。





菜の花1217.JPG里山民家の庭先では、菜の花が黄色い花を咲かせている。
冷え切った体でも、この花を見るだけで少し暖かく感じるのでありがたい。


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