アオクサカメムシ [セミ・カメムシ]
今日は仕事が休みだったが、あいにくの肌寒い曇り空。
このところの休みは曇り続きで、ちょっとストレスだがこれだけはどうしようもない。
遅い朝食を摂って出かけみた。
丘陵の木々も色付いてきたが、少し色褪せているように見える。
クヌギやコナラの発色がもう一つといった感じ。
雑木林の中で、緑の針葉樹が新鮮に見えた。
林縁では、クロスジフユエダシャクのオスがたくさん飛び回っていた。
メスを探したが、見つからず・・・残念。
まだこれからなのだろう。
なぜわざわざ厳しい冬に出てくるのか不思議に思うが、これからの時期他の虫はほとんどいない。敵は鳥たちだろうが、多くのフユシャクが夜行性なので、雑木林は彼らの天下かもしれない。
いつもの木柵を見て回ったが、今日は何も見つからない。
唯一「アオマツムシ」のメスが一頭。
もう産卵を終えたのだろうか?
すっかりオスの鳴き声も聞かれなくなり、姿を見る事がなくなった。
秋の終わりを告げているようだ。
アザミで吸汁しているカメムシを見つけた。
「アオクサカメムシ」。
先日見たアオツヤカメムシに似ているが、全体に艶が無く小楯板に3つの白斑があるので区別できる。
日本全土に生息する普通種だそうだが、その割にはここではあまりお目に掛かったことがない。