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アオクサカメムシ [セミ・カメムシ]

今日は仕事が休みだったが、あいにくの肌寒い曇り空。
このところの休みは曇り続きで、ちょっとストレスだがこれだけはどうしようもない。
遅い朝食を摂って出かけみた。

紅葉1124.JPG丘陵の木々も色付いてきたが、少し色褪せているように見える。
クヌギやコナラの発色がもう一つといった感じ。
雑木林の中で、緑の針葉樹が新鮮に見えた。









クロスジフユエダシャク1124.JPG林縁では、クロスジフユエダシャクのオスがたくさん飛び回っていた。
メスを探したが、見つからず・・・残念。
まだこれからなのだろう。
なぜわざわざ厳しい冬に出てくるのか不思議に思うが、これからの時期他の虫はほとんどいない。敵は鳥たちだろうが、多くのフユシャクが夜行性なので、雑木林は彼らの天下かもしれない。


アオマツムシ1124.JPGいつもの木柵を見て回ったが、今日は何も見つからない。
唯一「アオマツムシ」のメスが一頭。
もう産卵を終えたのだろうか?
すっかりオスの鳴き声も聞かれなくなり、姿を見る事がなくなった。
秋の終わりを告げているようだ。



アオクサカメムシ1124.JPGアザミで吸汁しているカメムシを見つけた。
「アオクサカメムシ」。
先日見たアオツヤカメムシに似ているが、全体に艶が無く小楯板に3つの白斑があるので区別できる。
日本全土に生息する普通種だそうだが、その割にはここではあまりお目に掛かったことがない。


エノキの落ち葉の神経衰弱 [チョウ・ガ]

オオムラサキ幼虫1120.JPGこのところの寒さのせいだろうか、めっきり虫に出逢う機会が少なくなってきた。
そこで久しぶりに、エノキの木の根元の落ち葉をめくってみた。
今年も成虫を見ることが無かった木だが、数枚めくると幼虫が出てきた。
「オオムラサキ」だ。越冬する短角型で、すっかり落ち葉色になっていた。



ゴマダラチョウ幼虫1120.JPG今年は、アカボシゴマダラの幼虫をほとんどといっていいぐらい見ない。成虫が卵を産むところは数回確認したものの、その後その木で幼虫を見つけることは出来なかった。
この日も、まだ葉の上にいるゴマダラチョウの幼虫を見ただけ。
こちらも短角型で、越冬する幼虫だ。
まもなく幹を降りて、枯葉の下で越冬体制に入るのだろう。


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