丘陵では、マユミの木がピンクと赤の実で賑やかだ。
昨日曇りで撮影したので、少し暗くなってしまった。
今日もこの木の前を通ったので、近くへ寄ってみると枝に蛾がとまっていた。
茶色い毛に透明な翅の「ミノウスバ」。
だが様子がおかしいので触ってみると、既に死んでいた。
この時は、傷もないため寒さにやられたかと思ったのだが、帰って写真を良く見るとその理由が分かった。
枝にはびっしり卵が産みつけられていて、きっと力尽きたのだろう。
ミノウスバの幼虫の食樹はマユミ。
卵は外敵?寒さ?から守るためだろうか鱗毛でしっかり覆い隠されていた。