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チョウの幼虫の擬態 [チョウ・ガ]

スミナガシ幼虫1-0818.JPG昨年観察した、「スミナガシ」の幼虫がいたアワブキの木を見に行った。
葉の先の葉脈だけを残して食べ、その周りに食べ散らかした?葉をちりばめた巣がたくさん見つかった。
今年も、この木にたくさん卵を産みつけたようで、小さな幼虫があちこちで見られた。どこにいるかわかるだろうか?



スミナガシ幼虫0818.JPG少しアップにしてみた。
チョウに詳しい方は、一枚目ですぐに見つけられるだろうが、そうでない方はこれでもわかるかどうか?
残された葉先の葉脈の途中に、首をもたげている。
まるで葉脈のよう。
これは8/18に撮影したので、今はもう少し大きくなっているだろう。



ウラギンシジミ幼虫1-0829.JPGあちこちの草原では、葛が紫色の花をつけだした。
その蕾や花を食べるのが、「ウラギンシジミ」の幼虫だ。
体の色が葛の花そっくりで、よく見ないと全くわからないだろう。






ウラギンシジミ幼虫0829.JPG拡大すると、ほら いたでしょう(^.^)
ナメクジチックないでたち。
この幼虫が、ここにいる事を知らなければ、まず見つけることは出来ないだろうと思うのである。

どちらも色や形 巧みな擬態だ。これでもいなくなるということは、外敵にやられているものもいるのだろうから、敵もなかなか凄いもんだ!


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