ゴマダラチョウ幼虫 [チョウ・ガ]
今日は少し曇りがちながらも、暖かく陽射しもある一日だった。
草むらをじっと見つめていると、たくさんの虫たちが動くのが良くわかる。
キリギリスの仲間の黒い「ヒメギス」の幼虫やシダにとまった「ヒメカメノコテントウ」などを見つけた。
少し前に愛野緑さんから教えてもらった「ゴマダラチョウ」の終令幼虫を見に行ったら、エノキの低い枝でまもなく蛹になる気配。
風が強く葉が揺れるうえに、日が翳ったのでストロボで撮影したら綺麗な黄緑色に輝いた。
この状態は前蛹なのだろうか?
近くのエノキでは「アカボシゴマダラ」の幼虫がいたのだが、このエノキの幼木はほとんど葉がなくなっていた。
どうやらここを住処にしている蛾の幼虫も葉を食べているようで、このままでは蛹にまではなれそうもない状況だ。
アカボシゴマダラだけなら何とかなったかもしれないが、他にこの葉を食べるものがいたのはアカボシゴマダラの親にとっては誤算だっただろう。