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噛まれると”チョー”痛い クビキリギス [バッタ]

クビキリギス.JPG丘陵のススキの葉にとまっている「クビキリギス」を見つけた。
キリギリスの仲間でほとんどが卵で越冬するのに、唯一成虫で越冬し春先から鳴き出すのだ。長いものは2年近く生きると言う。
名前の由来は、一度噛み付くと首が切れても噛み付いているキリギリス という事から来ている。
とにかく顎の力が強く、下手に触ると噛み付くので掴む時には注意が必要だ。この口が口紅を塗ったように赤く、不気味である。

クビキリギス顔.JPG体色は褐色と緑色の2種類があり、夜間にジーと連続的に鳴く。
中学生の頃、鳴き声を聞く日と聞かない日があり気温を調べたところ16℃あたりが境であった。それがクビキリギスだったかクサキリだったか?
良く似た仲間に「クサキリ」がいるが、出現は初夏以降でクビキリギスほど顔が尖っておらず口も赤くない。
鳴き声は似ており判別は難しいと思われる。
夏には灯火にも飛んでくるので、姿を見た方も案外多いかもしれない。

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