ナガサキアゲハ [チョウ・ガ]
今日は、夏日を思わせる暑さであった。
このところ夏の疲れかややバテ気味でこの暑さはかなり厳しい。
林の中はひんやりしており、あちこちにきのこが顔を出している。
残念ながらきのこについては全く知識が無く、どれが何なのかさっぱりわからない。
前述したタマゴタケくらいであろうか?
草むらではあちこちでカマキリの成虫
が見られる。幼虫かと思ってみると
コカマキリ。
前足の紫色が目印だ。
オオカマキリに比べると本当に小さい。
一通り歩いて駐車場への道のりで大きな蝶が道の脇で死んでいた。
カラスアゲハかと思ったが尾状突起が無いのでナガサキアゲハの
オスであった。
この蝶は、本来近畿地方以西に分布する南方系の蝶であるが近年北
へと分布を広げ、1997年頃から静岡や神奈川でも見られるようになり
今では都内およびその周辺でも確認されている。
幼虫はミカン科の栽培種、グレープフルーツなども好むそうだ。
(日本産蝶類標準図鑑より)
ここでも気を付けて見ているが、今まで出会ったことが無かった。
飛んでいるところが見れずとても残念だ。
反対側の前後の翅がもぎ取られているので鳥か何かにやられた
のだろうか?
見られる種類が増えるのは楽しみだが、これも温暖化の影響かと
思うと生態系のバランスが崩れないか本当に心配になる。