里山民家の秋 [季節]
今日、いつもの道で丘陵の直ぐ傍にお住まいのK氏と出会い話をした。
K氏によると今日丘陵を歩きながらアカボシに4回ほど出合った事、昨日里山民家でホソオチョウを見たなど
気になる話題であった。
昼から早速里山民家に向かった。
殿ヶ谷でのホソオの話を以前に聞きこのところ数回訪れてはいるが今まで一度も見たことは無かった。
が今日はここであろうと思われる場所でホソオのオスが飛んでいた。
やはりいたか・・・。
メスや卵・幼虫を探したが見つけることは出来なかった。
レンジャーの方との立ち話で、今年はここのウマノスズクサでジャコウ
アゲハが大発生したが今は一段落した事やホソオチョウは今年初め
て見掛けた事等教えていただいた。
ホソオの丘の成体が飛んで来て繁殖するのも不自然な気がして、
誰かが放したのではとつい疑ってしまう。
ここではかつての里山をみんなの力で再現し、多くの人が触れ合うこと
でその素晴らしさ、自然の大切さを実感できる場所となっている。
田んぼでは稲がすくすく育っていたが、無農薬だからだろうかイナゴが
数多く発生していた。この写真のどこにいるかわかるだろうか?
子供たちが作ったであろう個性あふれる案山子が田んぼを守っている。
しかしイナゴに対しては残念ながら案山子も効果は無い(T_T)
田んぼではトンボも多く見られた。
これはアオイトトンボだろうか?オオアオイトトンボだろうか?
あちこちで交尾した個体が見られる。
本当に小さい虫だがこうしてみると美しい!!
キイトトンボもいたが個体数が少なく撮影チャンスを逃してしまった。
里山は人の手が加わって生態系が維持される 日本では昔からある風景
だが人と自然の係わり合いとしてはある意味特異な自然かもしれない。
クロコノマ&スミナガシの幼虫 [チョウ・ガ]
昨日、蝶と山・てくてく写日記のBANYANさんとクロコノマの幼虫を見に行った後、スミナガシとアオバセセリの幼虫のいるアワブキを案内してもらった。
丘陵でアワブキを探しながら歩いていたが、自力ではなかなか見つけ
ることが出来ない。
そこにはかなり大きな幼虫がいた。
葉の先に鎮座し枯葉の擬態であろう。
成虫のあの地味ながらの美しさとは似ても似つかぬ風貌である。
アオバセセリの幼虫も居たが小さいとの事で見ずにやり過ごした。
BANYANさんありがとうございました。
今日は再び、クロコノマの幼虫を見に行った。
見つけたときには10匹程いたが何と半分以下に減っていた。
原因は不明だが生存率はあまり高くないようだ。
残った幼虫はかなりの食欲なのであろう、見違えるほど大きい。
これなら踊化も間も無くと思われる。
何とか蛹を確認したい!
その後赤坂で昨日教えていただいたゴイシの黒くなった羽化まじかな
蛹を見に行った。
が既に羽化後であった。残念(T_T)
もう1つの蛹を注力したい。