厳しい自然の掟 [自然]
梅雨の晴れ間で、良い天気
久しぶりに虫干しをかねてバイクで出かけました。
このところすっかりカバーをかけたままで、カバー内に湿気がこもっているので
錆びないように湿気飛ばしに。
バイクなので今日はデジイチはおいてコンデジ RICOH Caplio R7 の出番です。
埼玉緑の森博物館の水鳥の池に向かいました。
すでに500mm望遠で池を渡るホトトギスを狙っておられる方がいらっしゃいました。
早2時間ほど狙っておられBESTショットは今日は日の加減で難しそうだと。
それにしても忍耐と一瞬の反射神経が求められます。
一瞬をファインダーに収めるのは経験だとおっしゃいますが確かにその通りだと!
撮られた写真を見せていただき、納得しました。流石です(^_^)
池の淵でコガネムシを撮っていると横の草が動くので何かと見ればヤマカガシがヒキガエルを
飲んでいるところ(ToT)/~~~
じっと見ているとこちらに気づいて後ずさりするのですが
蛙が草に引っかかって思うように動けずとうとう蛙を放し
て逃げていってしましました。
残されたヒキガエルは虫の息で恐らく毒にやられているのか
いき絶え絶え。
このまま死んでしまうならヤマカガシに食べられたほうが
良かったかと思いながら少しして見るとまた、戻ってきて
咥えていました。蛇の執念や恐ろし・・・。
気を取り直してこの時期ヒメザゼンソウが見られるとの事で、探してみるとありました。
なんて小さくかわいい!
あたりをようく探さないと見つからない感じ。
今回初めて見たのでどんな大きさかわからず
写真を撮っておられる人がいたので見つけることが出来ま
した。
歩道に沿っていくつか発見!
この写真には写っていませんが果実も綺麗な緑色です。
さらに六道山公園まで足を伸ばしました。
公園の駐車場が閉まる20分前だったので急いで散策していたところどこからか乾いた音で
「カサガサ」聞こえます。
何かと音のする方を探し当てるとシロスジカミキリが道の真ん中に。
でも何かおかしい。よく見ると胸から下、腹部がなくそこに緑色の虫が頭を突っ込もうとしています。
アオオサムシです。
状況を把握するのに少し時間が掛かりましたが、想像する
に鳥に襲われ腹を食いちぎられたシロスジカミキリが道に
落ち、それに気づいたアオオサムシが襲っている。
シロスジカミキリは足をばたつかせまだ生きていました。
その腹の取れた胸に頭を突っ込むアオオサムシ、何とも
壮絶な現場でした。
今日は、2つも事件現場に遭遇し、自然の厳しさ、弱肉強食、思い知らされました。
自分はどちらになるのか・・ふと考えさせられました。ハァ