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秋の灯火観察会 [虫]

先日、灯火観察会に行ってきた。
夏に行われる予定だったが、天候の都合で秋に延期となったのだ。
さて、今の時期何がやって来るのだろうか。
生物部の中学生や高校生も参加して、幅広い年齢層の観察会だった。灯火観察会1004.JPG





















この日は、曇りで月明かりも風もなく絶好のコンディション。
期待したのは、クスサンなどの大型のガや樹上性の直翅類だったが、虫たちの集まりは悪い。
ポツリポツリとガたちが集まってきた。
灯火観察会1004-1.JPG




















屋根瓦の下からはアオダイショウの子供も興味津々。
参加者の人気者に!
アオダイショウ1005.JPG


















今回一番多くやってきたのは、「ウスキツバメエダシャク」。
白い体に淡い筋、後ろ翅の赤い紋がとても魅力的だ。
usukitubameedasyaku.JPG


















初めて見たのが「アシベニカギバ」。
翅が褐色のみの個体もいるようだが、黄色の模様のある個体がやって来た。
色合いも美しく、名前の紅色の脚をしっかり拝見。
正面顔は愛らしいものだ。
アシベニカギバ1004.JPG


















少ないながら甲虫類も訪れていた。
白い点が並んだテントウムシ、「シロホシテントウ」。
鞘翅に12個、前胸背に2個の白斑が特徴だ。
シロホシテントウ1004.JPG


















こちらも初見の「ヒラタアトキリゴミムシ」。
似ているものもいるが、この名でよいだろうか?
他にもいろいろやって来たが、やはり夏に比べると圧倒的に種が少ない。
また、残念ながらお目当てを見ることができなかった。
この日少し抜け出して、丘陵の明かりを見て回ったら、クスサンやコウモリガ、ヒメカマキリモドキなどが見つかった。
やはり環境のせいだろうか。
ヒラタアトキリゴミムシ1004.JPG


















2014年10月4-5日 埼玉県
有鱗目ナミヘビ科 アオダイショウ
チョウ目シャクガ科 ウスキツバメエダシャク、カギバ科アシベニカギバ
コウチュウ目テントウムシ科 シロホシテントウ、オサムシ科ヒラタアトキリゴミムシ
CANON EOS70D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24X


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