新成虫現る! [季節]
少し湿った場所にたくさんの「テングチョウ」が見られるようになった。
それも半端な数ではない。数十頭が群れている。
これらはすべて冬越しした成虫が春先に卵を産んでそれが成長してチョウになった今年生まれの新成虫だ。
一昨年は多かった、昨年は少なかったと個人的には思っているのだが、今年は多いなぁ。
この新成虫たちの子供がエノキの若葉を食べているのが確認されているので年2化以上の繁殖力のようだ。
越冬した「ヒオドシチョウ」も多かったが、新成虫を初めて樹液で確認した。
幼虫はあちこちで見られたが、蛹は確認してもなくなっていたりと、生き抜くのはやはり厳しいのかもしれない。
同じ樹液で見つけた「オオスズメバチ」。
少し小ぶりなので、今年生まれのワーカー(働き蜂)だと思う。
早くも巣の増殖が始まっているようだ。
こちらはその大きさから明らかに女王のオオスズメバチ。
ワーカーの母親かはわからないが、まだまだ女王の出番もあるようだ。
2014年5月31日、6月2日 東京都
チョウ目タテハチョウ科 テングチョウ、ヒオドシチョウ
ハチ目スズメバチ科 オオスズメバチ
2014-06-02 22:32
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コメント(2)
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こんにちは。テングチョウとヒオドシチョウはやはり今年、当たり年だったのでしょうか。
MFでもどちらも蛹や羽化が見られました。ヒオドシチョウは特に、MFでは初確認でした。
チョウの発生は年によって波がありますね。
by おはる (2014-06-04 17:52)
おはるさん お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
テングチョウとヒオドシチョウは今年当たり年だったと思います。
MFでこんなにヒオドシチョウを見たことは数年来ありません。
テングチョウは、数年前に同じように大量発生したことがありました。
おはるさんのMFではヒオドシは初確認でしたか。
野川公園では継続して確認されていますが、発生個体数には波がありますね。
by hirokou (2014-06-04 22:53)