夜のフユシャク探索 [チョウ・ガ]
虫仲間が、毎晩のように夜回りに出かけフユシャク情報を出されているので、いよいよ触発されて行ってきた。
昨年から行かなければと思っていたのだが、寒さに弱いので仕事からいったん家に帰ってしまえばなかなか出ることができない。そこで仕事帰りに帰り道にある公園に寄ってみた。
今日は風がなかったものの、底冷えの感で少し歩くと手と足の指先が痛くなった。
まず見つけたのは、「ウスバフユシャク」のオス。
次に交尾中の個体がいた。
メスは、すっぽりオスの翅に隠れていてよく見ないとわからない。
横から見ると一目瞭然。
メスはオスの翅の下で守られる。
今日、他に見つかったのもすべて「ウスバフユシャク」だった。
クロテンやウスモンもいてもおかしくないのだが・・・。
その後、峠のコンビニに寄ってみるとこちらには「シロフフユエダシャク」ばかりが壁やガラスにとまっていた。
ウスバは全くいない。
撮影ポイントと峠のコンビニはさほど離れた距離ではないのだが、こうも種が異なるのは面白い。
途中、桜の樹皮の隙間に「ウバタマムシ」を見つけた。
今年は越冬中の個体をよく見かける。朽木に潜り込んで冬を越すと思っていたが、
樹皮で越冬するものも結構いるのかもしれない。
2014年1月27日 東京都
シャクガ科 ウスモンフユエダシャク
シャクガ科 シロフフユエダシャク
鞘羽目 タマムシ科 ウバタマムシ
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
ウバタマムシは、九州に住んでいたころ結構出逢いました。
そう言えばここ10年以上観察していません。
渋い良い味わいの甲虫ですね!
by ヒメオオ (2014-02-02 19:52)
ヒメオオさん コメントありがとうございます。
フユシャクを探して木を見ていると見つかるかもしれませんね。
10年ぶりの出会い、是非!
by hirokou (2014-02-03 08:35)