モズのはやにえ [鳥]
昨年秋にモズが高鳴きとともに現れてから、ちょくちょく探していたはやにえだが、全く見つけられないでいた。
はやにえにされるのは、バッタ、カマドウマ、カメムシ、ミミズ、トカゲなどそこに住んでいる小さな生きものたち。
今日も懲りずに林縁の小さなクワの枝を見て歩いていると、視界に不審な影が映った。
どこにはやにえがあるかわかるだろうか?
予想だにしない大物!
それは、何とヘビだった。
今シーズン初めて見たはやにえがヘビとは・・・。
近づいてみると、20cm弱のヤマカガシの子供だ。
まだ、真新しいことから数日のものと思われる。
この寒い中、冬眠せずに活動していたところを狙われたのだろうか?
それにしてもよく見つけたものである。
過去に見た中で一番大きかったのはニホンカナヘビだったが、それを更新する大きさだ。
こんな大物一度に食べきれないだろうから、ちょっとずつ食べるのか、少し食べたらあとは捨ててしまうのかとても気になっている。
ヤマカガシの子供も、多くの命を食べ生きながらえてここまで成長しただろうに、さぞかし無念であっただろう。
ただこの命が無駄になることが無いのが自然界。
モズが食べきれなくても、ほかの生きものの糧となるだろう。
さて、次の休みに改めて確認してみたい。
2013年1月29日 東京都
有鱗目 ナミヘビ科 ヤマカガシ
CANON EOS40D,Tokina AT-X107 DX Fisheye、CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
兄のSです。
3、4年前に埼玉の公園でお世話になりました。
現在、中学の生物部で狭山丘陵によく行き、昆虫の調査をやらせてもらっています。
はやにえすごいですね!ヘビのは見たことないです。
この間モツゴのはやにえを見ました。
魚も食べるんですね。
あさっても弟と狭山に遊びに行く予定です。
またいろいろ教えてください。
by SK兄弟 (2013-01-30 19:33)
T家のSさんですね!いやぁお久しぶりです。もう中学生になりましたか。なんか早いものですね。生物部に入って狭山丘陵で昆虫調査、頼もしいです!学校のfieldが狭山丘陵なんですね。
モツゴのはやにえも凄いですね。僕は魚は見たことがありません。水生生物ではヤゴを一度見つけたことがありますが。
狭山丘陵については、まぁそこそこ知っていますので何かありましたら聞いてください。以前に名刺を渡していると思いますのでそのアドレスにメールをいただければいろいろお答えできることもあるかと思います。
今日は、嬉しいコメントありがとう!K君やご両親にもよろしくね!
by hirokou (2013-01-30 21:41)
兄のSです。こんばんは。
実は、生物部の顧問の先生がトトロのふるさと基金の理事をしているんです。で、その関係で調査などのいろいろな作業に参加させてもらっています。(ここではこれ以上詳しくは書けませんが)
今日、弟と狭山丘陵に行ってきました。フユシャクが主な目的だったのですが、シロフフユエダシャクが6匹(!)見つかっただけでした。もう少しいろいろな種類を見つけたかったのですが。鳥も何種類か見られました。
すみません。名刺はもらった覚えがありません。どうしても聞きたいことがあったらここで質問させてください。よろしくお願いします。
by SK兄弟 (2013-02-01 18:59)
ヘビもはやにえにされてしまうとは。。モズって凄いですね。
カエルもよく写真では見ますが私が今までに実際に見たことがあるのは
昆虫だけです。ヘビがぶら下がっていたら、ドキッとするでしょうね。
by clossiana (2013-02-04 07:54)
Sさん コメントありがとうございます。
シロフフユエダシャクやヒロバなどが見られるとフユシャクの季節もいよいよ後半のイメージでしょうか。
昆虫調査などで面白い結果があればまた教えてください!
それではまた。
by hirokou (2013-02-04 12:46)
clossianaさん コメントありがとうございます。
モズは小さな猛禽と言われますが、こういうのを見ると本当にすごいですね。
記事には長さ20cm弱と書きましたが、物差しを眺めていると30cm弱のように思えてきました。自分の体の何倍もあるヘビを仕留める戦いも迫力だったと思います。見たかったなぁ!
by hirokou (2013-02-04 12:51)