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今年もあと僅か [季節]

何とあと数日で今年も終わり。
12月は忙しく、fieldに出掛けたのは20日の1度きり。
まだ3回しか更新できていないというスローペースはいったいいつ以来だろうか?
この3回もすべて11月ネタであった。

さすがに12月も後半になるとみられる虫の数もすっかり減ってしまった。
谷戸の景色もすっかり冬枯れ。
谷戸1220_1.JPG
















園路沿いで、卵塊を産んで力尽きたジョロウグモのメスを見つけた。
少しの間は、卵を守っていたのだろう。
糸に足を引っかけたままぶら下がって死んでいた。
無事役割を全うした立派な母グモだ。
ジョロウグモ1220_1_1.JPG
















谷戸の入り口に1本のイヌシデがある。
この木はこれからの季節、たくさんのフユシャクが見られるスポットだ。
この日も、少し探してみると2頭が見つかった。
もう発生のピークを過ぎた「クロスジフユエダシャク」のメス。
小さな蝶ネクタイが人気だ。
クロスジフユエダシャク1220_1.JPG
















もう1頭は、少し翅の大きいメス。
フユシャクの仲間は、1年に一度、冬の短い間にしか現れないので名前をすぐに忘れてしまう。
帰って調べて、そうそう!「ナミスジフユナミシャク」のメスだった。
お腹の真ん中くらいまである翅に一本の黒い筋が特徴。
ナミスジフユナミシャク1220_1.JPG
















唯一見つけたオスは、「クロオビフユナミシャク」。
あたりを探したがメスは見つからなかった。
メスは、飛べないがフユシャクの中では大きい翅をもっている。
クロオビフユナミシャク1220_1.JPG
















この木を囲の周りで、いつも生きもの観察をされている方々に出会った。
みなさんとても久しぶりだが、相変わらず虫や鳥を探していてここでお会いできるのが嬉しい限りだ。
その中の一人、てんとうむしさんが見つけてくれた「キノカワガ」。
今シーズンお初にお目にかかるのだが、この木肌にこの翅はちょっと目立ちすぎではないだろうか。
いつまででここにいてくれるか、キノカワガのチェックポイントが1つ追加になった。
キノカワガ1220_1.JPG
















2012年12月20日 東京都
真正クモ目 ジョロウグモ科 ジョロウグモ
鱗翅目 シャクガ科 クロスジフユエダシャク
鱗翅目 シャクガ科 ナミスジフユナミシャク
鱗翅目 シャクガ科 クロオビフユナミシャク
鱗翅目 コブガ科 キノカワガ
CANON EOS40D,Tokina AT-X107 DX Fisheye /430EXⅡ、CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX


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