都心のミンミンゼミ [セミ・カメムシ]
今年は、セミが少ないとの声が良く聞かれる。
務めている公園では、アブラゼミの発生が例年より遅いようだが、先週あたりから羽化のピークを迎え日に日に鳴き声も増し、昨年と変わらぬ賑やかさだ。
セミの羽化観察会があり、抜け殻集めに奔走した。
アブラゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシは普段の行動圏内でわんさか集まるが、ミンミンゼミだけはなかなか難しい。そこで、毎年確実に量が確保できる都心まで足を運ぶ。
以前、市ヶ谷に勤めていたのだが夏になるとアブラゼミよりミンミンゼミの声が多く聞かれ、よく仕事帰りに神田川沿いの並木に羽化を見に行ったものだった。
今年もこの並木では、圧倒的にミンミンゼミの声が多く抜け殻もほとんどがミンミン。
あっという間に30個近く集めることができた。
せっかくなので写真も撮ることにした。
数が多いせいか、近づいても逃げないのでマクロレンズでも撮影することができる。
頭や胸の模様や色は個体によって変異がある。
これは緑と黒がはっきりした個体。
こちらは緑と黒が少し薄く白っぽい個体。
さらに黒色を欠き体全体が淡緑色のものはミカド型、ミカドミンミンと呼ばれるが、
今回は見つけることができなかった。
2012年7月30日 東京都
半翅目セミ科 ミンミンゼミ
CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
2012-08-06 12:59
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