フユシャクの口

このところblogのお題に上げているフユシャク。
先日NHKの子供向け人気番組「モリゾー・キッコロ　森へいこうよ！」でも「ナゾの昆虫フユシャクを大調査！」と題して取り上げられていた。
地味なフユシャクという虫が、子供向けの番組でスポットを浴びるというのはちょっと驚きでうれしいことだ。

このフユシャクの不思議の一つは、口器が退化して餌をとらないこと。
それでは口はどうなっているのだろうか？
たまたま弱って木にぶら下がっている「クロスジフユエダシャク」のメスを見つけたので確認してみた。

よく見ると口のあたりにチョウの口のような短いストローが見える。
口器が退化したというからには全く何もないのかと思っていたら、短いストローがちゃんとあるではないか。
一見機能しそうに見えるが、冬の雑木林には花や樹液のでる昆虫酒場もほとんどないのでやはり何も食べないのだろうか。




















2011年12月19日　東京都
鱗翅目　シャクガ科　クロスジフユエダシャク　　　CANON　EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX

コメント 2

シャクにみなさん盛り上がっているようですね。

この地味な虫にどうしてでしょうか？

特にあのシャク姫なぞはかわいい～～だと。

だんだん引きずられそうで・・・
by ヨシダ (2011-12-24 17:43) 

ヨシダさん　コメントありがとうございます。
今シャクは熱いですね！
シャク姫　ぞっこんですね！！
ぜひ、引きずられるのをお待ちしております(^^)
by hirokou (2011-12-26 21:33)