ヤママユの仲間の卵とそれに寄り添うもの
フユシャクを探して木の幹に目を凝らしていて、見つけた根元に産み付けられていた斑の卵。
過去に見たようなと戻って写真を探していたら、繭に産み付けられたウスタビガの卵に似ていた。
そこでヤママユの仲間の卵を調べてみたら、ウスタビガとヤママユの卵はとても似ている。
繭についていれば、繭の形状から一目瞭然なのだが、こうして木で見つかると知識のない私などにはなかなか判断が難しい。どちらかに決めなければならないとするならば、ヤママユではないかと思うがまったく自信がない。
撮った写真をつぶさに見ていると、卵に寄り添うものがいた。
小さいので気付かなかったようだ。
これも前に見たことがあるような・・・・。
オオムラサキの幼虫を見つけるため葉をひっくり返していて幼虫に寄り添っていた小さなゾウムシを思い出した。
これも種の特定は難しい。クチブトゾウムシの仲間だろうか?
体の色と卵の色が似ていることもあり、ここにいれば安全だろう。
この冬見守っていきたい。
2011年11月30日 東京都 CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
2011-12-08 18:18
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この卵を見た瞬間「ウスタビガ」と思いましたが、
確かにヤママユの卵にもよく似ていますね。
この樹木がケヤキだったらウスタビガだと思うのですが。
卵に寄り添う小さなゾウムシ、なんて可愛いのでしょうね。
私も、オオムラサキ幼虫に寄り添うチビメナガゾウムシ(?)の
写真を思い出してホロッときてしまいました。
この子ももしかしたらチビメナガゾウムシの可能性はないですか?
長池公園生き物図鑑に載っている写真に似ている気がします。
http://biodb.i.hosei.ac.jp/nagaike/FMPro?-DB=NagPhoto.fp5&-Lay=page&-Format=photopage.html&-Max=1&NagP=NagP06608&-Find
by 柚子 (2011-12-09 07:25)
hirokouさん、たびたび失礼します。
ヤママユの卵もウスタビガの卵も、直径2~3ミリですよね。
ということは、このゾウムシは1~2ミリ?(^^;
チビメナガゾウムシは4~5ミリだから大き過ぎましたね。
こんな小さいゾウムシがいるということにビックリです!
by 柚子 (2011-12-09 09:18)
柚子さん nice、コメントありがとうございます。
ヤママユの仲間は、広食性で食樹も同じものが多いので難しいですね。
この木はサクラだったような気がしますが、よく確認していませんでした。
また、チェックしておきます。
ゾウムシはチビメナガかとも思ったのですが、小さいうえに頭部が見えないのでお手上げです。小さいのは難しいですね。
by hirokou (2011-12-11 01:37)