ホシササキリ [バッタ]
草はらを歩くと足元からさっと飛んでいく小さなバッタがいた。
翅を使った飛翔だ。
着地点を探すと、葉の裏に隠れているのを見つけた。
キリギリスの仲間の「ホシササキリ」だった。
褐色の翅にある斑を星に見立ててホシササキリ。
緑色の体色が多いが、なかには褐色のものもいる。
緑の草の上では緑色が保護色になるが、枯れた草の上では目立ってしまう。
そんな場所では、褐色の体の方が目立たず敵から逃れられる確率が高い。
色の異なる個体がいることは、進化の過程で獲得したその種が生き残るための戦略の一つなのだろう。
2011年9月30日 東京都
直翅目 キリギリス科 ホシササキリ CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM /MT-24EX
2011-10-21 22:10
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