アオジョウカイは青かった! [甲虫]
このところ通っている湿地に行ってみると、すっかり草が刈られゲンゲやオオジシバリ、キツネノボタンなど色とりどりの花はなくなっていた。
ここにいた虫たちはどこに行ったのだろうか?
そんな事を思いながら湿地周りに残された草地を眺めていた。
じっと見ていると、たくさんの虫たちが目に入ってくる。
ジョウカイボンがあちこちで見られたが、中に1頭黒い個体がいた。
黒いジョウカイボン?胸の縁の黄色は同じだが頭から足まで黒っぽい。
ジョウカイボンの仲間にクロジョウカイというのもいたように思ったが、いろんな角度で撮影していると体が青く輝いた。
なるほど、これがアオジョウカイ。
ラメが散りばめたような青い輝きがとても美しい。
丘陵で初確認なので、意外と数が少ないのかもしれない。
ジョウカイボンと見比べて色以外はそっくり。
虫の多様性には驚かされる。
2011年5月26日 東京都
鞘羽目 ジョウカイボン科 アオジョウカイ
ジョウカイボン CANON EOS50D,EF100mm F2.8L IS USM/MT-24EX
2011-05-26 20:13
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
私も谷地の草苅には驚きました。二本のわだちが残っていましたから機械車両で一気に刈ってしまったんでしょうね。散歩の犬たちには遊びやすいと好評でしょう。公園管理と自然観察は並び難いところもありますが、あの谷地は「こんな繰り返し」でできた環境かもしれません・・・私もアオジョウカイみましたよ!!正装したジョウカイって感じでした。
by starship (2011-05-27 06:45)
starshipさん コメントありがとうございます。
確かに公園管理と自然観察・自然保護は難しい位置付けにあると思います。草刈も全て刈るのではなく、生き物の事を考えて一部を残す事はすでに行われています。この谷戸でもそうすべきですね。
アオジョウカイなかなかシックでいいかんじでした。今度はいるかいないかわかりませんが、クロジョウカイというのも見てみたいです。
by hirokou (2011-05-30 03:44)