変な翅のホシヒメホウジャク [チョウ・ガ]
草陰に茶色いものがぶら下がっているのが見えた。
変に前翅がいびつでクシャッとしている。
この特徴は、スズメガ科の「ホシヒメホウジャク」。
何度見てもこの翅がいったいどうなっているのかわからない。不思議だ!
今の時期、キバナアキギリやアキノタムラソウなどの花の蜜をホバリングして吸っているのを良く見かける。
幼虫の食草は、ヘクソカズラ。
触っても逃げないので、手に乗せて見た。
図鑑では17mmとあるが、こうして見ると本当に小さい。
同じ仲間にホシホウジャクやホウジャクがいるが、共に大きさは20mmを超えるのでこれらと比較しても最小だ。
少しすると翅を震わせてウォーミングアップ開始。
間もなく飛び立ったが、まだ羽化したてなのかうまく飛べず羽ばたきながら道路を走り渡って反対側の草に落ち着いた。
華麗なホバリングからは想像もつかないもたつき様だった。
この個体もきっと翌日には、花から花へホバリングを披露していたに違いない。
2010-10-15 18:06
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