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涙を流したようなツチイナゴ

昨日今日と雨。
夜、タオルケットでは寒く暖かい掛け布団を出した。
少し前のあの暑さがウソのようだ。
涼しくなったのはありがたいが、ここまで極端だとちょっと戸惑ってしまう。
生き物たちはどうなのだろうか?

秋の花が多く見られるようになってきた。
乾燥気味の林縁に咲く「シラヤマギク」は、野菊の中でも背が高く、特徴のある葉で見分けやすい。
shirayamagiku0914.JPG
















田んぼや湿地周りでは小さな黄色い花の「チョウジタデ」が咲いている。
タデとつくがタデ科ではなく、アカバナ科に属する。
tyoujitade0909.JPG
















遠目に見てヌスビトハギと思ったが、よく見ると北アメリカ原産のアレチヌスビトハギだった。
arechinusubitohagi0909.JPG
















既に実がついていたが、アレチヌスビトハギの実は4-6節、ヌスビトハギは2節。
aretinusubitohagi1-0909.JPG
















「ツチイナゴ」の成虫も多く見られるようになってきた。
バッタの中では大型で、一見トノサマバッタのようだが目の下に涙を流したような模様があるので判別は容易だ。草が茂る幼虫時期は緑色の体色だが、枯れ野原で成虫越冬するため脱皮して成虫になる時に茶色に変わる。季節に対応した素晴らしい保護色の変化には感心させらる。
tsutiinago0910.JPG
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