落し物 [季節]
雑木林を歩いていると、落ち葉の上にマユが落ちていた。
ヤママユのマユだ。
2か所穴があいていて、寄生されて成虫になれなかったものと思われた。
中の様子が気になって、穴からマユを破いて覗いてみた。
マユを作っている繊維は、手で引っ張ると最初は硬くて力がいったがそのうちほどけてたやすく広がった。この糸は天蚕糸と呼ばれ、軽くて光沢があり暖かい絹糸だそうだ。
中から現れたのは、体を食い破られ干からびた幼虫のミイラだった。
寄生されて、マユを作って蛹になる前に死んでしまったようだ。
別の場所では、蜂の巣が落ちていた。
アシナガバチの仲間だろうか?
先日は野うさぎの糞を見つけたが、道端の落ち葉に目線を落として歩いていると、色々なものが落ちていて意外と面白いものだ!
2010-03-25 00:59
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