エノキの落ち葉の神経衰弱 [チョウ・ガ]
このところの寒さのせいだろうか、めっきり虫に出逢う機会が少なくなってきた。
そこで久しぶりに、エノキの木の根元の落ち葉をめくってみた。
今年も成虫を見ることが無かった木だが、数枚めくると幼虫が出てきた。
「オオムラサキ」だ。越冬する短角型で、すっかり落ち葉色になっていた。
今年は、アカボシゴマダラの幼虫をほとんどといっていいぐらい見ない。成虫が卵を産むところは数回確認したものの、その後その木で幼虫を見つけることは出来なかった。
この日も、まだ葉の上にいるゴマダラチョウの幼虫を見ただけ。
こちらも短角型で、越冬する幼虫だ。
まもなく幹を降りて、枯葉の下で越冬体制に入るのだろう。
2009-11-24 00:19
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コメント(4)
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同じ蝶の幼虫でも、越冬する者としない者では、タイプが違うのですか?
by take (2009-11-24 14:20)
takeさん コメントありがとうございます。
説明不足ですみませんm(__)m
オオムラサキ、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラという蝶の幼虫は、成長する過程で、年内に羽化して蝶になるものは頭にある角が長く(長角型)、幼虫のままで冬を越して翌年羽化するものは角が短く(短角型)なります。
こちらにも書いていますので参考にしてください(^.^)
http://hirokou.blog.so-net.ne.jp/2008-10-05-1
by hirokou (2009-11-24 18:37)
今年アカボシゴマダラ結構飛んでいたようなのに
不思議ですね?来年はゴマダラチョウの方が多い
のでしょうか!
by ヒメオオ (2009-11-24 20:41)
ヒメオオさん コメントありがとうございます。
場所によっては、アカボシの幼虫が多く確認されているようなのでたまたま私がチェックしているところが少ないのかもしれません。
ゴマダラチョウのほうが多いというのは、嬉しい事ですね!
by hirokou (2009-11-26 00:15)