カメムシ三昧

今日は、丘陵を歩きながら木柵の上を見ていくと、カメムシばかりが見つかった。

「ツヤアオカメムシ」。
スギやミカンにつくようだ。
きれいな黄緑でツヤがあってきれいなカメムシだ。





次に見つかったのが「クヌギカメムシ」の仲間。
体の色もだいぶ赤色化してきた。
メスのお腹は、卵でパンパンに張っている。
そろそろあちこちで産卵が見られるだろう。




こちらではオス単独で歩いていた。
クヌギカメムシの仲間は、クヌギ・サジ・ヘラの3種類がいるが外見では同定が難しい。





お次は「オオクモヘリカメムシ」。
幼虫はネムノキにつき、成虫はカキやミカンを好む。
そういえば、見つけた木柵の横には大きなネムノキが生えていた。





さらに歩くと、「クサギカメムシ」がいた。
よく見られるカメムシで幼虫はクワやクサギ、成虫はモモ、ウメにつく。
この他には、ヨコズナサシガメの幼虫も見られた。

この木柵は、冬にはフユシャクの観察ポイントになる。
今日フユシャクのオスを数匹確認した。
写真は後日アップしようと思う。

コメント 2

カメムシって色々種類があるんですね。
茶色で地味なのしか知らなかったので、驚きです。
どれもクサイ臭いを出すんですか？
by take (2009-11-21 12:44) 

takeさん　コメントありがとうございます。
カメムシの種類って多いですよ！
日本には1000種近くいるとも言われています。
クサイ臭いを出すものが多いのですが、紹介したオオクモヘリカメムシは青りんごのにおいがします。といってもちょっとすっぱい感じですが！
by hirokou (2009-11-21 22:00)