カミキリムシに似たジョウカイボン [甲虫]
昨年見た虫の中から1種。
春先から夏にかけて、葉の上でよく見かける虫で一見カミキリムシのようにも見えるが別種で甲虫目ジョウカイボン科に属する「ジョウカイボン」という名前である。
バカボンの親戚のような変な名前だが、ある説では熱病で亡くなった平清盛の法名である浄海坊から取られた名前で、本種に良く似たカミキリモドキ科カミキリモドキという虫が熱を持つほどの水ぶくれが出来るような毒を持っているためその虫の仲間と間違われて名付けられたというものだ。
体長15mm程で、硬そうに見える鞘羽は実は柔らかくホタルに近い種である。
柔らかい翅ながらも良く飛び、近づくと飛んで逃げてしまう。
また、肉食性で小さな虫などを捕食する。
ジョウカイボン科にマルムネジョウカイという胸が丸く鞘羽が黒味を帯びているものがおり、写真の個体も胸が丸いが鞘羽が黒くないのでジョウカイボンで良いかと思う。
ちなみにこれがカミキリモドキの仲間の「キイロカミキリモドキ」である。
確かに知らない人が見ると、似ていて見間違うかもしれない。
僕が中学生の頃、この虫の仲間(ツマグロカミキリモドキが多かった)を捕まえて腕の肘の間に挟んで一気に腕を閉じて虫が潰れれば勝ち、水ぶくれが出来れば負けという今から考えれば恐ろしい遊びがはやったのであった。
2009-01-30 23:26
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コメント(2)
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すごい遊びをしてましたね。
たまげました。
by シーナ (2009-01-31 11:17)
シーナさん コメントありがとうございます。
確かに凄い遊びでした。負ける確率が高かったように思います((+_+))
今では芋虫も触れなくなってしまったのに・・・・・(-_-;)
by hirokou (2009-01-31 19:31)