新たなフユシャク発見 [チョウ・ガ]
今日は昨年末から吹いていた強風がおさまり、年明け一番の暖かい一日であった。
ヤマノイモの種も陽の光に輝いて暖かそうだ。
しかし今日も納得の行く虫は見つからず。
定点観測のコナラの幹にジョロウグモが死んでいた。
幹に卵は見られない。何故ここにいるのだろう?
力尽きたのか、この木で越冬中のヨコズナサシガメの幼虫にやられたのか死んだ理由は定かではないが、へこんだお腹を見ると無事卵を産んでからの死だと思いたいものだ。
その後、一緒に歩いていたシーナさんがフユシャクを見つけた。
今までに見たことのない種類でお尻に毛がふさふさしている。
フユシャクのメスはお腹に卵をたくさん持っているためこんなに寸胴な体をしているようで、産卵後はお腹が1/3以下のほとんど頭と胸だけの体型になってしまうらしい。
一度見てみたい。
すぐ隣に翅のあるオスもいた。
このオスとメスが同じ種ならば、良く似たものに「クロバネフユシャク」がいるが恐らく「シロオビフユシャク」ではないかと思うのだがどうだろうか?
フユシャクの仲間は似たものがあり同定は本当に難しい。
シーナさんが少し前にクリの若木にクリオオアブラムシがたくさんいたというので見に行くと、まだ卵と成虫が細い幹にびっしり付いていた。
午前中に以前、別の木で見つけていた同種の卵と成虫を見に行ったのだが、卵はあるものの、死んだ成虫が卵の傍に数頭そのままの形で死んでいた。
かたや卵も成虫も健在でかたや成虫は全て死滅しているこの違いは何なのだろうか?不思議に思ったのだった。
私もシロオビに一票!
クロバネに比べ,
・比較的大きかったこと
・オスの翅の開閉具合が広く,丸みがあること
・メスの尻毛が白っぽいこと
などから支持しま~す。
by シーナ (2009-01-05 17:20)
シーナさん ご支持いただきありがとうございます(^.^)
かなり悩みましたが、大きさと色の具合などで「シロオビ」としました。
しかし「クロバネ」を見た事がないので何とも自分では説得力がありませんでした(T_T)
by hirokou (2009-01-05 21:21)