アリに擬態したアリグモ

何かいないかと探していたら、木柵の上にアリがいた。
こんな時期でもまだいるのかと思ったがやはりアリではなかった。
触覚、足、お尻の形などこの角度で見るとどう見てもアリである。





しかし前から見ると顔が違う。蜘蛛だ。その名も「アリグモ」。
雄は大きな顎を持っているがこれは大顎のないメス。
触覚と思っていたのは一番前の足で前方に投げ出して触覚に似せている。
ちょこちょこ動き、小さくすばしっこいためうまく撮影できない。
危険を感じたのだろうお尻から糸を出し下草の中に消えていった。

コメント 4

hirokouさん、この＝アリグモ＝・・・随分と小豆色が目立ちますね・・・幼体なのでしょうか・・・私は未だこの色彩のものは見た事がないのです・・・、もしかして、別の種類かな？？？
by chochoensis (2008-12-26 07:59) 

hirokouさん　こんにちは
いつも観察眼のすばらしさを感心しながら
拝見しています
シマアメンボウといい今日のアリグモといい
ぼんやり物の私の目には入りません
こんなクモがいること自体知らなかった！です
by あかね (2008-12-26 17:01) 

chochoensisさん　コメントありがとうございます。
そうですね。アリグモの成体は真っ黒なので幼体なのか、タイリクアリグモかはたまたヤサアリグモの幼体か同定は難しいです(-_-;)
上から写真を撮れれば良かったのですが・・・。
by hirokou (2008-12-26 20:15) 

あかねさん　ありがとうございます。
虫ばかり探しているので目に入るのだと思います(^.^)
それでもこの時期は虫もすっかり数を減らしなかなか見つかりません。
最近鳥や植物に浮気してます！

by hirokou (2008-12-26 20:21)