黒に深い赤が美しいアカホシテントウ [甲虫]
丘陵里山民家の駐車場の梅の木で綺麗な翅のテントウムシを見つけた。
初めて見た種だ。越冬状態なのだろうか。
黒い翅に奥から染み出すような赤がとても美しい。
ナミテントウの斑紋変形かと思ったが、羽の奥から滲み出る色がナミテントウでは見たことのないものだったので調べると、「アカホシテントウ」であった。
このテントウムシは成虫も幼虫もウメ・クヌギ・クリなどに付くタマカイガラムシを食べる。初冬に産卵し、初春に孵化するようだ。
終令幼虫は、集団になって蛹化するらしい。
近くの枝には、羽化した後の蛹の殻が無数に付いていた。
この蛹殻はO氏に教えていただいた。
普段見慣れた風景の中にも、様々な虫達が息づいているものだ。
2008-12-09 22:37
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そうですか。あれは,アカボシの抜け殻でしたか。
すぐ近くでトホシの幼虫を見ていたので,てっきり,トホシだと思っていました。考えてみれば,トホシはウリ科の葉が食草ですもんね。
アカボシのあのボヤーとした深い紅色,個人的にはなかなか好きな色です。
あれから私もオスを追いかける方法でフユシャクのメスを探していますが,
なかなかどうしてむずかしいです。いまだ成功してません。
by シーナ (2008-12-10 10:26)
シーナさん コメントありがとうございます。
最初は何の疑いもなかったのですが、翌日見ると成虫がいたのでそれを調べていてわかった次第です(^.^)翅の赤色は何とも神秘的でいいですねぇ!
フユシャク頑張ってください!!
by hirokou (2008-12-10 19:43)